8月31日(火)「月末安」アノマリーが意識され、軟調揉み合いか。
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■8月31日 本日の見出し
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「月末安」アノマリーが意識され、軟調揉み合いか。
目先は米主要経済指標待ちで、個別物色が中心に。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
本日の日経平均株価は前日のダウ平均の下落が重荷となるほか、
先月まで11カ月で月末最終営業日に下落を続けている
「月末安」アノマリーも意識され、売り優勢のスタートとなりそうです。
ただ、2万7,500円に近付いた水準での
底堅さは先週末に確認済ですので、
追加の悪材料も少ないなかでは
一段の下値を試す展開にはなりにくく
売り一巡後は膠着感を強める展開が想定されるでしょう。
目先は明日発表の米経済指標待ちの展開になりやすいほか、
自民党総裁選を来月に控えて国内政治も
材料視されやすいと見られます。
相場全体としましては材料不足感は否めないものの、
個人投資家の物色意欲は引き続き強い状況が続いておりますので、
個別銘柄で利益を狙っていければと思います。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
30日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前週末比55ドル96セント安の3万5,399ドル84セントと反落。
足元で上昇が目立っていた景気敏感株の一角に
目先の利益を確定する目的の売りが優勢となりました。
緩和的な米金融政策が当面続くとの見方から、
米長期金利が低下したことで、
金融株への売りが目立っています。
金利低下は、ハイテク株への追い風となり、
ナスダック総合指数は続伸して連日で過去最高値を更新。
『為替』
30日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=109円85~95銭と円安に傾倒。
米株式市場ではナスダック総合株価指数や
S&P500種株価指数が連日で過去最高値を更新し、
投資家が運用リスクを取る姿勢を強めたことで
低リスク通貨とされる円には売りが優勢となりました。
『日経平均先物』
30日のシカゴ日経平均先物9月物は、前週末比160円安の2万7,695円と反落。
30日の米国株式市場でダウ平均が反落したことで
日経平均先物にも売りが優勢となりました。
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■本日の予定
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『国内』
7月失業率(8:30)
7月有効求人倍率(8:30)
7月鉱工業生産(8:50)
2年国債入札
『海外』
中国8月製造業PMI(10:00)
中国8月非製造業PMI(10:00)
米6月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米8月消費者信頼感指数(23:00)
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■本日決算発表
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トリケミカル、菱洋エレク、ラクーンHD
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:35,399.84(-55.96)
・ナスダック:15,265.890(+136.389)
・S&P500:4,528.79(+19.42)
・為替:109.96-109.97(+0.16)
『国内』
・日経平均株価:27,789.29(+148.15)
・TOPIX:1,950.14(+21.37)
・日経ジャスダック平均株価:3,964.11(+32.14円)
・東証マザーズ指数:1,114.63(+22.11)
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■本日の注目銘柄
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・【3686】ディー・エル・イー
中期経営計画を策定。24年3月期に売上高39億円(22年3月期計画は18億円)、
営業損益4億円の黒字(同2億円の赤字)を目指す。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。