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3月19日(金)金利の上昇を警戒しハイテク株に売り優勢。

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■3月19日 本日の見出し

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金利の上昇を警戒しハイテク株に売り優勢。

景気の先行きを見越した資金循環が進むか。

 

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■本日の日本株概況

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昨夜の米国株市場は

長期金利が上昇したことで、半導体などの

ハイテク株を中心に下落しています。

 

一方、米フィラデルフィア地区連銀が発表した

3月の連銀製造業指数が、市場予想を上振れ

1973年以来の高水準となったこともあり、

一部の景気敏感株などには買いも見られました。

 

今後は、財政出動と低金利政策が続いていくことで

景気が過熱していくと見られており、

それに沿ったポジション形成が進んでいるのでしょう。

 

本日は週末ということで

日本株市場でも売り優勢の展開となりそうですが、

こうした見方を忘れずに落ち着いて売買を行いたいです。

 

また、本日は日銀が金融政策決定会合の結果および

金融政策の点検結果を公表する見通しですので、

結果公表後にアク抜け感から相場が下げ渋る期待もできるでしょう。

 

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■前日の海外概況

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『NYダウ平均』

 

18日の米株式市場でNYダウ平均は、

前日比153ドル07セント安の3万2,862ドル30セントと反落。

 

FRBゼロ金利政策の長期化が

インフレを加速させるとの見方から、

長期金利が1年2ヶ月ぶりの水準に上昇し、

高PERの銘柄を中心として売りが優勢となりました。

 

一方で、利鞘拡大の見方から

金融株などには買いが入っています。

 

ナスダック総合指数も反落して終了。

 

『為替』

 

18日のNY外国為替市場で円相場は

1ドル=108円85~95銭と円安に傾倒。

 

長期金利の上昇を受けて

日米金利差拡大を手掛かりとした

円売りが優勢となりました。

 

日経平均先物

 

18日のシカゴ日経平均先物3月物は

前日比80円安の2万9,735円と反落。

 

長期金利の上昇を受けて、

日経平均先物にも売りが優勢です。

 

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■主要指数

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『海外』

 

・NYダウ:32,862.30(-153.07)

 

・ナスダック:13,116.168(-409.035)

 

・S&P500:3,915.46(-58.66)

 

・為替 ドル円:108.91-108.93(-0.29)

 

『国内』

 

日経平均株価:30,216.75(+302.42)

 

TOPIX:2,008.51(+24.48)

 

・日経ジャスダック平均株価:3,925.49(+25.71円)

 

東証マザーズ指数:1,249.53(+16.87)

 

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■本日の予定

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『国内』

 

黒田日銀総裁会見

2月全国消費者物価指数(8:30)

 

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■本日の注目銘柄

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・【5690】リバーホールディングス

 

【2151】タケエイと10月1日付で経営統合

 

※こちらはアナリスト注目の銘柄で

推奨ではありません。