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11月9日(火)循環物色が進むながらの底堅い展開か。

東京市場寄付き

企業業績、経済対策への期待感続く。
循環物色が進むながらの底堅い展開か。

■本日の日本株概況

おはようございます、Kanonです。

前日の米国株市場で、主要3指数は続伸。

テスラのCEOであるイーロン・マスク氏が
保有するテスラ株の売却の可否を問う
ツイートを行ったことを受け、
テスラ株が一時急落した影響もあって、
ナスダック総合指数は小幅高に留まりましたが、
相場全体は強気ムードを継続しています。

好調な企業業績を好感しての買いが続いているほか、
米議会下院で前週末に1兆ドル規模の
インフラ投資法案が可決されたことで、
政策の恩恵を受ける銘柄にも物色が向いています。

日本国内も同様に、
発表が進んでいる決算は概ね良い内容ですし、
岸田政権が今月中旬にも経済対策を打ち出す見通しと伝わっているため
政策への期待感も続きやすい環境です。

高値警戒感から上値では戻り売りが見られていますが、
下値を売り込むような理由は見当たらず、
循環物色が進みながら、底堅い相場展開が続く期待が高いでしょう。

■前日の海外概況

『NYダウ平均』

8日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前週末比104ドル27セント高の3万6,432ドル22セントと反発。

米議会下院が5日に1兆ドル規模のインフラ投資法案を可決し、
政策の恩恵を受けて収益が拡大するとみられる銘柄を中心に
買いが優勢となりました。

前週末発表の10月の米雇用統計で
雇用者数が市場予想以上に増えたのを
好感した買いも続いています。

ナスダック総合指数も小幅に続伸して終了しています。

『為替』

8日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=113円15~25銭と円高に傾倒。

米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が
利上げを検討するまでには明らかに距離がある」と述べ
早期の利上げ観測をけん制した発言との受け止めが広がり、
ドル売りが優勢となりました。

日経平均先物

8日のシカゴ日経平均先物12月物は、前週末比20円安の2万9,685円と反落。

8日の大阪取引所で続落した地合いを引き継いだものの、
その後は米インフラ投資法案が5日に議会を通過したため米株が上げ、
下げ幅を縮める展開となりました。

■本日の予定

『国内』

10月景気ウォッチャー調査(14:00)
30年国債入札

『海外』

独11月ZEW景況感指数
米10月生産者物価指数(22:30)
米10年国債入札

■本日の決算発表

NTTデータ、シスメックス大和ハウス、日産自、
バンダイナム、キリンHD、ネクソン東レ、明治HD、
りそなHD、東急、出光興産、大成建、鹿島、関西ペ、
ホシザキ、アコム、大正薬HD、IHI、川重、住友ゴム
タカラバイオ、京阪HD、宝HD、カネカ、シップHD、
三菱マ、DeNA、クレセゾン、アリアケ、不二製油、
コスモエネHD、ニプロ、ノエビアHD、三井金、ダイワボHD、
TKC、ミズホリース、HUグループ、共立メンテ、エレコム
雪印メグ、クレハ、住友倉、セーレン、ソラスト、能美防、
キッセイ薬、産車体、石油資源、ライト工、西日本FH、
プレイド、タカラトミー、三愛石、オプトラン、
セイコーHD、ケイアイスター、物語コーポ、百五銀、ニチコン

■主要指数

『海外』

・NYダウ:36,432.22(+104.27)

・ナスダック:15,982.357(+10.769)

・S&P500:4,701.70(+4.17)

・為替:113.45-113.47(-0.31)

『国内』

日経平均株価:29,507.05(-104.52)

TOPIX:2,035.22(-6.20)

・日経ジャスダック平均株価:3,993.27(-10.41円)
 
東証マザーズ指数:1,124.77(-27.55)

■本日の注目銘柄

・【2987】タスキ

今期経常は22%増で5期連続最高益、4円増配へ。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。