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11月8日(月)米雇用統計を好感して買い優勢の展開に。

 

東京市場寄付き

米雇用統計を好感して買い優勢の展開に。
コロナ禍からの経済回復を本格的に織り込む動き。

■本日の日本株概況

おはようございます、Kanonです。

前週末の米国株市場では、
好調な米雇用統計を好感した買いが優勢となりました。

新型コロナウイルスについての先行き不透明感から、
就職活動を見送っていた人たちも
労働市場に戻ってきている模様で、
企業の人件費がかさむといった懸念感も一服しています。

日本でも、新型コロナウイルスの感染者数が
低水準で推移しているため、
経済活動の正常化に伴う景気回復を見込んでの
好調な相場展開が続く期待ができるでしょう。

また、米長期金利は落ち着いた動きを見せているものの、
現在は、金融政策が正常化に向かう
過程であることには変わりがありません。

当面は、これまで一部の勝ち組とも言える成長株に集中していた資金が、
世界経済の回復、成長とともに緩やかな業績拡大が続く期待のできる
幅広い銘柄に向かいやすい環境が続くでしょう。

 

 

■前日の海外概況

『NYダウ平均』

5日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比203ドル72セント高の3万6,327ドル95セントと反発し、
2日ぶりに過去最高値を更新しています。

朝方に発表された10月の米雇用統計で、
雇用者数の増加幅が市場予想を上回り、
米景気の回復期待から景気敏感株を中心に
買いが優勢となりました。

好調な米雇用統計を受けても、
長期金利が下落したことで
高PERのハイテク株に買い安心感が生まれ、
ナスダック総合指数は続伸して終了しています。

『為替』

5日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=113円35~45銭と円高に傾倒。

5日の米債券市場で長期金利が低下し、
日米の金利差縮小を意識した円買いが優勢となりました。


日経平均先物

5日のシカゴ日経平均先物12月物は、前日比70円安の2万9,705円と反落。

5日発表の10月の米雇用統計が景気回復を示したため、
米株高が進み、日経平均先物の下値を支えています。

 

 

■本日の予定

『国内』

9月景気動向指数 (14:00)
日銀金融政策決定会合の主な意見(10/27~10/28開催分)

『海外』

中国共産党中央委員会第6回全体会議(6中全会)(~11/11)
米3年国債入札

 

 

■本日の決算発表

ソフトバンクG、住友鉱、いすゞヤマハ発、JSR、飯田GHD、
東センチュリー、大林組、清水建、参天薬、ブラザー、千葉銀、
静岡銀、ユー・エスエス、ワークマン、セガサミーHD、名鉄
デンカ、日光電、帝人東芝テック、FUJI、住友ベ、丸一管、
第一興商、日化薬、JESHD、ひろぎん、フジクラ、SANKYO、
リンテックニチアスパイロット、Jマテリアル、群馬銀、
アース製薬スターツマルハニチロ東洋紡キョーリンHD、
稲畑産、図研、東急建設、トーカイ、アニコムHD、日東工、
ノリタケ、丸全運、三星ベ、片倉、TOWA、高砂香、MDV、
チャームケア、ブロドリーフ

 

 

■主要指数

『海外』

・NYダウ:36,327.95(+203.72)

・ナスダック:15,971.588(+31.280)

・S&P500:4,697.53(+17.47)

・為替:113.45-113.47(-0.31)

『国内』

日経平均株価:29,611.57(-182.80)

TOPIX:2,041.42(-14.14)

・日経ジャスダック平均株価:4,003.68(-12.12円)
 
東証マザーズ指数:1,152.32(+8.88)

 

 

■本日の注目銘柄

・【4680】ラウンドワン

今期最終を2倍上方修正。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。