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5月11日(火)米ハイテク株安を受けて売りが先行する展開に。

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■5月11日 本日の見出し
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米ハイテク株安を受けて売りが先行する展開に。
決算発表を受けての個別物色は続くか。

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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。

前日の米国株市場では、
ナスダック指数が2.55%安と下げ幅を拡大。

SOX指数も4.66%安となっており、
本日は日本株市場でも半導体などの
主力ハイテク株を中心に売りが先行しそうです。

米国では株価指標面での割高感が意識されていますが、
日本株は出遅れており、割高感は限定的。

成長に期待ができる情報・通信セクターでも、
昨年末頃からの調整によって株価指標面で見て
値ごろ感が出てきている銘柄も散見されますので、
こうした銘柄が決算発表通過によって
個別で物色されていく可能性は高いでしょう。

勿論、高PERの銘柄などは注意深く見る必要がありますが、
個別で値ごろ感が強く、業績が上向いている銘柄などは
押し目買いを狙っていきたいです。

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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』

10日の米株式市場でダウ工業株30種平均
前営業日比34ドル94セント安の3万4,742ドル82セントと小幅反落。

バリュー株への物色が続き、
ダウ平均は朝方買い優勢となりましたが、

インフレ加速やバイデン政権による企業増税などの
懸念材料が引き続き意識されたほか、
株価指標での過大感も意識され、
主力ハイテク株には売りが優勢に。

ナスダック指数が下げ幅を拡大したため、
市場全体にもリスクオフムードが波及し、
ダウ平均も下げに転じて終了しています。

『為替』

10日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=108円80~90銭と円安に傾倒。

長期金利が1.6%に上昇したことで、
日米金利差拡大を手掛かりとした円売りが優勢となりました。

日経平均先物

10日のシカゴ日経平均先物6月物は、
前週末比140円安の2万9,2700円と反落。

米国株市場でハイテク株売りが強まったことを受けて、
日経平均先物にも売りが優勢となりました。

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■本日の予定
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『国内』

3月家計調査(8:30)
日銀金融政策決定会合の主な意見(4/26~27開催分)
10年国債入札

『海外』

中国4月生産者物価指数(10:30)
中国4月消費者物価指数(10:30)
米3年国債入札

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■本日決算発表
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ソフトバンクダイキン、武田、NTTデータ、バンナムHD、
日産自、SUBARU、パンパシHD、小野薬、ダイフク、
島津製、りそなHD、シャープ、日本酸素、SUMCO、
日清食HD、出光興産、東ソー、ユー・エスエス、カカクコム、
三菱ガス、日精工、参天薬、スクリン、横河電、名鉄、ALSOK、
東急不HD、三菱自、川重、スズケンニチレイ帝人
NIPPO、ハウス食G、シップHD、FUJI、ツムラ、神戸鋼、
システナ、カチタス、ベネッセHD、不二製油、五洋建、福山運、
日触媒、ニプロ、テレ朝HD、三井金、エレコム、長瀬産、BASE、
ミルボン、ウシオ電、日化薬、メイテック、西松建、トプコン
サンケン電、ダイヘン、オプトラン、JAM、UNITED

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:34,742.82(-34.94)

・ナスダック:13,401.858(-350.379)

・S&P500:4,188.43(-44.17)

ドル円:108.83-108.84(-0.08)

『国内』

日経平均株価:29,518.34(+160.52)

TOPIX:1,952.27(+19.22)

・日経ジャスダック平均株価:3,917.50(+1.93円)
 
東証マザーズ指数:1,157.42(-4.74)

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■本日の注目銘柄
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・【7615】京都きもの友禅

今期経常は3.2倍増益へ。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。