3月31日(水)金融機関の損失発生問題が重荷。
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■3月31日 本日の見出し
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金融機関の損失発生問題が重荷。
インフラ投資計画の発表も前に様子見姿勢。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比253円90銭安の2万9,178円80銭と反落。
前日の米国株式市場で主要3指数が
そろって下落した流れを引き継ぎ売りが優勢となりました。
金融機関の損失発生問題への警戒感が根強いほか、
バイデン米大統領のインフラ投資計画の発表を控え、
様子見ムードが強まった面も。
主力株が膠着感を強めるなかで、新興株に買いが広がったことで
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は上昇しています。
『海外』
31日午前の上海株式市場で上海総合指数は反落。
米国株価指数の下落を受けて、幅広い銘柄に売り優勢となりました。
『為替』
31日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=110円65~67銭近辺と円安に傾倒。
米長期金利の上昇基調を受けて
引き続き円には売りが優勢となっています。
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■明日の日本株見通し
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Kanonです。
本日は軟調な相場展開となりましたが、
個別銘柄については底堅い推移が目立ち、
投資家の買い意欲の強さは健在です。
明日より新年度相場となりますので、
機関投資家が好業績銘柄などに
買いを入れてくる期待もできるでしょう。
勿論、米長期金利が上昇基調にあることや
金融機関の損失発生など不透明材料は残っていますので
相場全体を楽観するのではなく、
投資対象を絞っていくのが良いでしょう。
業績の良い銘柄は多少下振れても
次回の決算発表を睨んでの押し目買いが
入りやすいため、この辺りを狙っていきたいです。
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■明日の予定
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『国内』
3月日銀短観(8:50)
3月新車販売台数(14:00)
3月軽自動車販売台数(14:00)
『海外』
中国3月財新製造業PMI(10:45)
米3月ISM製造業景気指数(23:00)
OPECプラス会合(オンライン)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:33,066.96(-104.41)
・ナスダック:13,045.394(-14.253)
・S&P500:3,958.55(-12.54)
・為替 ドル円:110.83-110.841(+0.16)
『国内』
・日経平均株価:29,178.80(-253.90)
・TOPIX:1,954.00(-23.86)
・日経ジャスダック平均株価:3,938.63(+22.49円)
・東証マザーズ指数:1,203.28(+22.85)