9月11日（金)東京市場大引け。国内の経済活動正常化を期待した買いが優勢に。

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■9月11日　本日の見出し
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米国株安を受けて売りが先行したものの
国内の経済活動正常化を期待した買いが優勢に。

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■本日の相場概況
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『国内』

11日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比202円93銭高の2万3,235円47銭と反発。

前日の米国株安を受けて売りが先行したものの
押し目買いが出て上昇に転じる展開となりました。

海運などのバリュー株買いも相場を押し上げています。

政府の国内旅行需要喚起対策である
「Go To　トラベル」の対象に
10月1日から東京都を加える方針になるなど
経済再開の本格化に向けた動きも好感されています。

日経平均株価の上昇を好感して、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も上昇して終了。

『海外』

11日午前の中国・上海株式相場は小幅続落。

米株式市場で主要3指数がそろって下落したため
売りがやや優勢となりました。

『為替』

11日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=106円16～17銭近辺と円安に傾倒。

日経平均株価が上昇したことで、
円売りがやや優勢となる場面もみられましたが
週末ということもあり値動きは限定的です。

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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。

前日のダウ平均の下落にも関わらず
本日の日経平均株価は堅調な推移となりました。

要因としましては、日本株市場は
割安な銘柄の比率が高いことに加えて、
週明けに控える自民党総裁選を材料視し
スガノミクスに期待した買いも出た模様です。

米国株市場は調整が続いていますが
長期金利低下が一服するなかで海外投資家が
より割安な投資対象を探していると見られ
割安株の多い日本株は相対的に強い展開に
引き続き期待ができるでしょう。

勿論、来週は自民党総裁選に加えて
米FOMCなど重要イベントが続きますし、
4月以降の上昇相場をけん引した銘柄については
チャートが崩れていることもありますので、
上がりすぎている銘柄の調整には
注意していければと思います。

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■月曜日の予定
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『国内』

自民党総裁選投開票

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：27,534.58　（-405.89）

・ナスダック：10,919.593　（-221.971）

・S&P500：3,339.19（-59.77）

・為替　ドル円：106.17-106.19（+0.12）

『国内』

・日経平均株価：23,406.49（+171.02円）

・TOPIX：1,636.64（+11.78）

・日経ジャスダック平均株価：3,535.81（+16.19）

・東証マザーズ指数：1,135.00（+12.41）

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