3月19日(金)金融政策決定会合の結果を受けて主力株に売り優勢。
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■3月19日 本日の見出し
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金融政策決定会合の結果を受けて主力株に売り優勢。
米長期金利の上昇もハイテク株を中心に重荷。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比424円70銭安の2万9,792円05銭と大幅反落。
米長期金利の上昇を嫌気して、
ハイテク株を中心に売りが先行。
その後、日銀の上場投資信託(ETF)買い入れの対象が
TOPIX連動型のみになることが嫌気され、
日経平均株価への寄与度の
高い銘柄に売りが優勢となりました。
しかし、その分の資金が流入した
TOPIXはプラス圏に戻して終了しています。
日経ジャスダック平均株価は上昇も、
金利上昇によるハイテク株売りが重荷となり、
東証マザーズ指数は反落して終了。
『海外』
19日午前の上海株式市場で上海総合指数は反落。
米長期金利上昇への警戒感や原油相場の下落を受け、
主要株価指数が軒並み下落しています。
『為替』
19日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=108円86~87銭近辺と円高に傾倒。
日経平均株価が下落したことで、
リスクオフの円買いがやや優勢です。
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■来週の日本株見通し
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Kanonです。
本日は日銀の金融政策決定会合を
材料視しての相場展開となりました。
ETFの買い入れ額を減額したいといった
日銀の思惑は織り込み済みであったと見られますが、
日経平均連動型のETF買いを
辞めるという点が材料視されています。
主力株については弱い展開となりましたが、
これまで大きく上昇してきたからこそですし、
日銀の買いが一定の銘柄に大きく寄与する不自然な相場から
それぞれの企業が実力によって評価されてくる相場に
変化すると捉え、好感すべきでしょう。
今後も出遅れている銘柄への物色が続くと見られますので、
銘柄ごとのトレンドに沿って売買していくのが有効だと考えます。
来週はイベントなども少なく、全体として
取引材料に欠ける場面も見られるでしょうから、
特に銘柄選別が重要になると見られます。
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■月曜日の予定
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『国内』
米2月中古住宅販売(23:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:32,862.30(-153.07)
・ナスダック:13,116.168(-409.035)
・S&P500:3,915.46(-58.66)
・為替 ドル円:108.80-108.82(-0.40)
『国内』
・日経平均株価:29,792.05(-424.70)
・TOPIX:2,012.21(+3.70)
・日経ジャスダック平均株価:3,932.24(+6.75円)
・東証マザーズ指数:1,230.04(-19.49)