5月29日(金)東京市場大引け。米中対立を懸念した売りがやや優勢に。
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■5月29日 本日の見出し
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東京都の休業要請緩和方針を好感も、
米中対立を懸念した売りがやや優勢に。
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■本日の相場概況
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『国内』
29日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比38円42銭高の2万1,877円89銭と小幅反落。
前日の米国株価指数が反落したことで、
売りが先行する展開となりました。
トランプ米大統領が29日に行うとした
中国に関する記者会見への警戒感のほか、
これまで上昇してきたため過熱感が見られていることも
売りを促す要因となりました。
東京都が6月から休業要請をさらに緩和する方針と伝わり、
経済活動の再開期待から指数がプラスに転じる場面も見られましたが
売りに押される形で終了しています。
日経平均株価が上げ止まったことで
値動きの良い新興銘柄に資金が戻り、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は反発しています。
『海外』
29日午前の中国・上海株式相場は小幅続伸。
中国人民銀行が足元で多めに資金を供給しており、
市場への資金流入期待が相場の支えとなりました。
『為替』
29日午前の東京外国為替市場で円相場は1ドル=107円13~14銭と円高に傾倒。
29日予定されているトランプ米大統領の記者会見への警戒感が根強く、
「低リスク通貨」とされる円には断続的な買いが見られています。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのkanonです。
今週は、日銀やFRBによる緩和策が支えになっているところに、
経済活動が再開するとの期待が、売り方の買戻しを誘い
踏み上げて上昇してきた背景があるため
一部の銘柄には割高感が強まってきています。
来週は少し調整局面に注意を払うべきでしょう。
とはいえ、本日指数が小幅安となったのは、
今夜にトランプ米大統領の
対中政策会見を控えていることも要因です。
そこまでネガティブな内容とならなければ、
調整を挟んでも下げ幅は限定的となり、
再度反発、上昇に向かう可能性が高いと見ています。
高いところで買わないように気をつけつつも
押し目はしっかり拾っていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,400.64 (-147.63)
・ナスダック:9,368.989 (-43.369)
・S&P500:3,029.73 (-6.40)
・為替 ドル円:107.19-107.20(-0.63)
『国内』
・日経平均株価:21,877.89(-38.42円)
・TOPIX:1,563.67(-13.67)
・日経ジャスダック平均株価:3,415.05(+19.78)
・東証マザーズ指数:982.43(+34.45)
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