4月9日(木)東京市場大引け。国内での新型肺炎感染者数増加を警戒し、様子見ムードの強い展開に。
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■4月9日 本日の見出し
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国内での新型肺炎感染者数増加を警戒し、
様子見ムードの強い展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
9日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比7円47銭安の1万9,345円77銭と小幅反落。
国内での新型肺炎の新規感染者数の増加が懸念され、
売りが先行する展開となりました。
明日は聖金曜日で海外の主要市場が休場ということもあり、
様子見ムードが強まった面も。
後場からは日銀によるETF買い期待が高まり、
下げ幅を縮小して終了しています。
日経平均株価が膠着感を強めるなかで、
個別株に物色の矛先が向き、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数は続伸しています。
『海外』
9日午前の香港株式相場で、ハンセン指数は反発。
8日の米株式市場で主要3指数が上昇したことに加え、
中国の経済活動正常化や景気刺激策への期待が相場の支えとなりました。
『為替』
9日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=108円98~99銭と円安に傾倒。
引けにかけて日経平均株価が上昇したことで、
円には売りが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのkanonです。
海外では、新型肺炎のピークが近いとの期待が高く、
国内でも緊急事態宣言が発動されたことで
悪材料に出尽くし感があるほか、
日銀によるETF買いも引き続き相場の支えとなっています。
NY州など主要都市の新型肺炎の感染者数は、
ロックダウンをしている限りは増えようがありませんから、
ひとまず相場は上目線で見ていっていいでしょう。
警戒すべきはロックダウン解除後の再流行ですが、
あったとしても、来月以降になるかと思います。
明日は週末で米株式市場も聖金曜日で休場となるため
個別銘柄には利益を確定する売りが出やすいと見ておりますので、
売られたところを狙って銘柄を推奨していく予定です。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:23,433.57 (+779.71)
・ナスダック:8,090.903 (+203.643)
・S&P500:2,749.98 (+90.57)
・為替 ドル円:108.93-108.94(+0.10)
『国内』
・日経平均株価:19,345.77(-7.47円)
・TOPIX:1,416.98(-8.49)
・日経ジャスダック平均株価:2,985.40(+29.41)
・東証マザーズ指数:670.95(+24.37)
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■明日の予定
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『国内』
3月企業物価指数(8:50)
オプションSQ
『海外』
中国3月消費者物価指数(10:30)
中国3月生産者物価指数(10:30)
米3月消費者物価指数(21:30)
休場:米国、英国、香港(聖金曜日で休場)
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