6月1日(月)本日の東京市場は、今夜の米国株安を警戒して弱く含む展開に。
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■6月1日 本日の見出し
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トランプ米大統領の会見は波乱なく通過も、
今夜の米国株安を警戒して弱く含む展開に。
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■本日の日本株概況
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アナリストのkanonです。
前週末のトランプ米大統領の対中政策に関する会見は、
市場が懸念していたほど厳しい内容となりませんでした。
東京都も、自粛解除の「ステップ2」に入るとしており、
国内の経済活動再開期待は投資家心理の支えとなるでしょう。
どうやら、多少感染者数が増えたとしても、
中小企業などがこれ以上つぶれないように
バランスを取りながら経済活動を再開させていく方針のようです。
一方で、週末中に米国で白人警官の暴行による
黒人死亡事件への抗議デモが各地で広がっていることが
相場の重荷となりそうです。
日本株市場は前週末に大きく上昇したこともあり、
今夜の米国株安を警戒した売りが出やすく
本日はやや弱い展開が想定されるでしょう。
今夜の米株の動きを見ないことには買いにくさもあるため
チャートが崩れていない個別株などに
絞っての取引をすすめていくのがいいかと見ております。
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■前日の海外概況
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『ダウ工業株30種平均』
29日の米株式市場でダウ工業種30種平均は、
前日比17ドル53セント安の2万5,383ドル11セントと小幅続落。
香港への統制強化を決めた中国と米国の対立が
深まるとの懸念が相場の重荷となりましたが、
トランプ米大統領が午後に発表した制裁措置が、
香港への優遇措置の見直しなどに留まり
市場が懸念していた貿易合意の撤回や
対中追加関税などへの言及はなかったため
引けにかけて下げ幅を縮小して終了しています。
米中貿易摩擦への懸念が和らいだことで
ナスダック指数は反発して終了。
『為替』
29日の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=107円80銭~90銭と円安に傾倒。
月末の需給に絡んだ円売りが優勢となったほか、
米株式市場が引けにかけて持ち直したのも
低リスク通貨とされる円の売りにつながりました。
『日経平均先物』
29日の大阪取引所で日経平均先物6月物は、前日比35円高の2万1,950円と続伸。
期近物の終値ベースで今年2月26日以来、
約3カ月ぶりの高値を更新しています。
トランプ米大統領29日午後に発表した
対中制裁が貿易協議の撤回や追加関税を含まず、
買いが入りました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,383.11 (-17.53)
・ナスダック:9,489.873 (+120.884)
・S&P500:3,044.31 (+14.58)
・為替 ドル円:107.67-107.69(+0.47)
『国内』
・日経平均株価:21,877.89(-38.42円)
・TOPIX:1,563.67(-13.67)
・日経ジャスダック平均株価:3,415.05(+19.78)
・東証マザーズ指数:982.43(+34.45)
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■本日の予定
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『国内』
1-3月期法人企業統計(8:50)
5月新車販売台数(14:00)
5月軽自動車新車販売台数(14:00)
『海外』
中国5月財新製造業PMI(10:45)
米4月建設支出(23:00)
米5月ISM製造業景気指数(23:00)
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■本日決算発表
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オリバー、藤コンポ、ゼネパッカー、ワットマン
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■本日の注目銘柄
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・【2488】日本サード・パーティ
「日商エレクトロニクス株式会社との資本業務提携及び
第三者割当による自己株式の処分」を発表。
※こちらは、アナリストの注目銘柄で
買い推奨ではありません。
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