東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■2月13日 本日の見出し
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新型肺炎の感染拡大を警戒して売りが優勢に。
肺炎関連のニュースに左右される展開が続く。
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■本日の相場概況
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『国内』
13日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比33円48銭安の2万3,827円73銭と反落。
前日の米株高や外国為替市場の円安傾倒を受け、
買いが先行しましたが、
中国湖北省の新型肺炎患者数が急増したと伝わると、
アルゴリズム取引による先物売りが活発になり
指数を押し下げる展開となりました。
一方で、5Gに関連した需要拡大期待は根強く、
半導体株は総じて堅調に推移しております。
新型肺炎の感染拡大で製品需要が増えるなどの
思惑から買われていた銘柄に売りが目立ち、
日経ジャスダック平均株価は小幅の続落。
好決算を発表した銘柄などに買いが集まり、
東証マザーズ指数は続伸しています。
『海外』
13日午前の上海株式相場で上海総合指数は反落。
指数が前日まで7日続伸していたため、
利益確定売りがやや優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円86~87銭近辺と円高に傾倒。
中国・湖北省で新型コロナウイルス感染者数の急増したと伝わり、
日経平均株価に売りが波及、歩調を合わせた円買いが見られています。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
レンジでの乱高下を繰り返す相場が続いていますね。
堅調な米国や欧州株式市場に対して、
日本株市場はやや軟調な印象もありますが、
企業による持ち合い解消売りが出やすい時期に入りつつあることや
中国と地理的に近いことから
新型肺炎の感染拡大リスクが意識されていることが
要因だと見ており、調整局面を経て
日経平均株価が昨年来高値を更新する展開には
依然として期待ができるでしょう。
細かい乱高下はあまり気にせずに、
じっくり銘柄を仕込んでいければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,551.42 (+275.08)
・ナスダック:9,725.962 (+87.020)
・S&P500:3,379.45 (+21.70)
・為替 ドル円:109.81-109.82(-0.06)
『国内』
・日経平均株価:23,827.73(-33.48円)
・TOPIX:1,713.08(-5.84)
・日経ジャスダック平均株価:3,806.70(-8.62)
・東証マザーズ指数:857.03(+4.54)
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■明日の予定
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『海外』
米1月小売売上高(22:30)
米1月鉱工業生産指数(23:15)
米12月企業在庫(2/15 0:00)
米中「第1段階」合意の正式発効予定
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