5月21日(木)東京市場大引け。買い先行後、高値警戒感から下げに転じて終了。
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■5月21日 本日の見出し
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買い先行後、高値警戒感から下げに転じて終了。
米中の摩擦激化を懸念視する向きも。
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■本日の相場概況
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『国内』
21日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比42円84銭安の2万0,552円31銭と小幅反落。
朝方は買いが優勢となり、
上げ幅が100万円を超える場面もありましたが、
景気の不透明感は拭えずに戻り売りが波及。
トランプ米大統領がツイッターに
中国を批判する内容を投稿したことで
米中の摩擦が懸念された面もあります。
新興市場では経済再開期待による
個人投資家のリスクオンの動きが続き、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続伸しています。
『海外』
21日午前の中国・上海株式相場は小幅反発。
22日に中国政府の活動方針を決める全国人民代表大会の開幕を控え、
持ち高を一方に傾ける動きは限定的となりました。
『為替』
21日午前の東京外国為替市場で円相場は1ドル=107円62~63銭と円安に傾倒。
朝方はリスクオンの円売りが先行したものの、
その後日経平均株価が下げに転じたことで買い戻す動きも見られています。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのkanonです。
米中対立への懸念感が最近の相場の重荷となっていますが、
トランプ氏による大統領選を意識した動きですので
株価が下がり過ぎた場合は、市場へのフォローも行うかと思います。
今は、中国を攻撃するだけの余裕がある
株価や経済の状態とも言えますので、
中期的な目線で見れば大して懸念はしておりません。
また、今日相場が伸び悩んだのは、3月中旬に相場が下げ止まり
揉み合い基調となった2万0,800円近辺が近づいて
戻り売りが出た面もあるでしょう。
短期的には、同価格帯が上値目途として意識されて揉み合ったり、
トランプ米大統領の発言が売り材料視される場面が見られる可能性はありますが、
下げ幅は限定的だと見ています。
日経平均株価のレンジとしましては、2万~2万1,000円と見て、
下げたら買い、といった形で取り組んでいければと思います。
そういった意味で本日は銘柄推奨を見送りましたが、
明日、お出ししていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:24,575.90 (+369.04)
・ナスダック:9,375.776 (+190.672)
・S&P500:2,971.61 (+48.67)
・為替 ドル円:107.75-107.77(+0.10)
『国内』
・日経平均株価:20,552.31(-42.84円)
・TOPIX:1,491.21(-3.48)
・日経ジャスダック平均株価:3,316.62(+17.33)
・東証マザーズ指数:909.98(+29.36)
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