10月21日(木)短期的な過熱感が意識され売り優勢の展開に。
■東京市場大引け
短期的な過熱感が意識され売り優勢の展開に。
郵政株売却に絡んだ換金売りの思惑も。
■本日の日本株概況
『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比546円97銭安の2万8,708円58銭と反落。
前日の米国株式市場がまちまちとなり
手掛かり材料難となるなかで、
半導体関連などの値がさハイテク株を中心に
利益を確定する売りが先行する展開となりました。
後場にかけては一段安となり、
日本郵政 株売却に伴う換金売りが出ているという見方も。
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数下落して終了しています。
『海外』
21日午前の中国・上海株式相場は反発。
前日の米国市場での商品先物相場の上昇を手掛かりに、
時価総額の大きな資源・素材株が軒並み高となりました。
『為替』
21日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=114円07~08銭近辺と円高に傾倒。
株価の下落を受けて、
リスク回避的な円買いが優勢となりました。
■明日の相場見通し
Kanonです。本日もお疲れさまでした。
本日は後場にかけて一段安の展開となりました。
ここ数日の上昇は売り方の買い戻しが
主導した面が大きかったと見られ、
上値を追うには材料不足であったところに
仕掛け的な売りが波及した模様です。
中国恒大集団に関するリスクが意識されたほか、
20日に発表された半導体製造装置の米ラムリサーチ、
オランダのASMLホールディングの決算内容が
市場の期待に届かなかったことも重荷になったと見られます。
指数への影響が大きいい
値がさの半導体関連のチャートを見ますと
まだ下落余地がありそうですので、
もう一段の下値は見ておくべきでしょう。
目先の日経平均株価は250日移動平均線の位置する
2万8,118円近辺を下値目途としながら決算発表待ち、
持ち合いの動きになっていく可能性が高いとして
明日以降の相場を見ていきたいです。
■明日の予定
『国内』
9月全国消費者物価指数(8:30)
■主要指数
『海外』
・NYダウ:35,609.34(+152.03)
・ナスダック:15,121.678(-7.412)
・S&P500:4,536.19(+16.56)
・為替:114.02-114.04(-0.32)
『国内』
・日経平均株価:28,708.58(-546.97)
・TOPIX:2,000.81(-26.86)
・日経ジャスダック平均株価:3,989.69(-31.35円)
・東証マザーズ指数:1,114.10(-26.01)