10月21日(木)決算発表を多く控え膠着感の強い展開か。
■東京市場寄付き
決算発表を多く控え膠着感の強い展開か。
中国恒大集団のデフォルトも警戒されやすい。
■本日の日本株概況
おはようございます、Kanonです。
米国株市場では、市場予想を上回る
決算を発表する企業が相次ぎ、
株価も堅調な推移を見せています。
バイデン政権の経済政策が規模を縮小した上で、
議会の合意に向かうといった観測も支えになっている模様。
ただ、日本は決算発表の本格化がこれからで、
23日には中国恒大集団の米ドル債の利払い期限も迫っているため
スケジュール面での手掛けにくさが残ります。
ここのところ戻り歩調が続いていたため
短期的な過熱感も強まっており、
今日、明日に関しては膠着感の強い展開が想定されるでしょう。
来週にかけても決算発表や業績予想の修正を
手掛かりとした個別物色が中心になりやすいため、
個別での銘柄選別を進めていきたいです。
■前日の海外概況
『NYダウ平均』
20日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比152ドル03セント高の3万5,609ドル34セントと続伸。
先週から本格化している21年7-9月期の
決算発表で市場予想を上回る企業が相次ぎ、
一時2ヶ月ぶりに過去最高値を上回る展開となりました。
ビットコインの価格が一時6万6,000ドルを超え、
半年ぶりに最高値を更新したことも
投資家心理を強気に傾ける要因に。
ただ、米長期金利の上昇が重荷となり、
ナスダック総合指数は反落して終了しています。
『為替』
20日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=114円30~40銭と円高に傾倒。
ここのところ急ピッチで円安が進んでいたため、
利益確定を目的とした円買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
20日のシカゴ日経平均先物12月物は、前日比90円安の2万9,300円と反落。
米株式市場でハイテク株比率の高い
ナスダック総合指数が反落したことで、
上値の重い展開となっています。
■本日の予定
『海外』
米9月中古住宅販売(23:00)
■本日の決算発表
ディスコ、KOA、ナガセ、エイトレッド
■主要指数
『海外』
・NYダウ:35,609.34(+152.03)
・ナスダック:15,121.678(-7.412)
・S&P500:4,536.19(+16.56)
・為替:114.37-114.38(+0.03)
『国内』
・日経平均株価:29,255.55(+40.03)
・TOPIX:2,027.67(+1.10)
・日経ジャスダック平均株価:4,021.04(-12.35円)
・東証マザーズ指数:1,140.11(-1.29)
■本日の注目銘柄
・【2428】ウェルネット
京浜急行バスが新たに販売する一般路線バス
「よこすか潮風ホリデーパス」のWebチケットを販売開始。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。