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9月22日(水)中国経済の先行きや米FOMCの内容を見極めたいとして様子見ムード。

 

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■9月22日 本日の見出し
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中国経済の先行きや米FOMCの内容を見極めたいとして
様子見ムード、終日軟調揉み合いが続くか。

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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。

昨夜の米国株式市場では買いが先行したものの、
持続はせず、徐々に売りに押される展開となりました。

中国恒大集団に関する問題は、
もともと格付けの高い企業だったわけではないため
投資家も一定のリスクを見込んでいたであろうこと

景気の急速な悪化につながるようであれば、
中国政府も何らかの介入を行う可能性が高いことから

中国景気の影響を大きく受けやすい銘柄以外については、
現時点で過度に懸念する必要はないと見ています。

それでも、昨夜の米国株式市場が弱含む動きとなったのは、
昨年からこれまでの相場上昇によって
バリュエーション面に割高感が強まっており、
上値を買う投資家が減少していたことがそもそもの要因だと分析。

恒大集団の債務問題は以前から伝わっていた話であることからも
米国株の上値が重くなってきたところに
株売りのきっかけとして取り上げられたと見た方が自然です。

となると、今夜に予定する米FOMCに関しても
既に伝わっている話に改めて市場が反応を示す可能性があるため
警戒感は持っておきたいところです。

銘柄を仕込むにしても、本日は打診程度に留めておくのが良いでしょう。

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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』

21日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比50ドル63セント安の3万3,919ドル84セントと続落。

前日に下落した香港や欧州株相場の反発を受けて、
米国株価指数にも買いが先行しましたが、
買いの勢いは続かずに、下げに転じて終了。

FOMCの結果公表を控えることも、
様子見ムードを強める要因となりました。

ナスダック総合指数は反発して終了となりました。

『為替』

21日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=109円15~25銭と円高に傾倒。

中国の不動産大手、中国恒大集団の経営不安に対する懸念が根強く、
低リスク通貨とされる円には買いが優勢となっています。

日経平均先物

21日のシカゴ日経平均先物12月物は、前日比275円高の2万9,780円と反発。

米国株価指数に買いが先行した場面で、
日経平均先物にも買いが優勢となりました。

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■本日の予定
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『国内』

黒田日銀総裁会見

『海外』

パウエルFRB議長会見
米8月中古住宅販売(23:00)
休場:香港(中秋節振替)

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:33,919.84(-50.63)

・ナスダック:14,746.398(-32.495)

・S&P500:4,354.19(-3.54)

・為替:109.19-109.20(-0.44)

『国内』

日経平均株価:29,839.71(-660.34)

TOPIX:2,064.55(-35.62)

・日経ジャスダック平均株価:4,064.16(-19.94円)
 
東証マザーズ指数:1,138.69(-26.43)

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■本日の注目銘柄
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・【6533】Orchestra Holdings

今期経常を30%上方修正・最高益予想を上乗せ。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。