5月17日(月)買い先行も戻り売りが重く下げ幅を拡大する展開に。
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■5月17日 本日の見出し
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買い先行も戻り売りが重く下げ幅を拡大する展開に。
新興株へは投げ売りも波及。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比259円64銭安の2万7,824円83銭と反落。
前週末の米国株高を受けて買いが先行も、
戻り売りが重く伸び悩む展開となりました。
特に、昨年からの上昇率が大きかった
ハイテク、グロース株への売りが目立っています。
新興市場でもリスクオフムードが続き、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も反落して終了。
『海外』
17日の中国・上海株式市場で、上海総合指数は続伸。
17日の取引開始後に発表された
4月工業生産高や固定資産投資が市場予想を上回り、
景気回復を織り込んだ買いが優勢となりました。
『為替』
17日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=109円38銭近辺と円高に傾倒。
日経平均株価の下落を受けて
低リスク通貨とされる円には買いが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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Kanonです、本日もお疲れさまでした。
本日は買い先行後、伸び悩む展開となりました。
特にマザーズ指数は、主力株への売りが重く、
昨年8月以来、9カ月ぶりの安値水準となる場面も。
コロナ禍で急速に進んだデジタル化を背景として
新興株には成長性に期待しての資金が流入してきましたが、
ここに来て過度な期待感が剥落している模様です。
一方で、本日は不動産株や旅行株など
コロナ禍では買われた来なかった銘柄の上昇が目立ちました。
東京、大阪でのワクチン大規模接種に
関する報道が材料視されたと見られますが、
総じて、昨年からの資金の逆回転を意識させる
動きになっていると感じます。
ワクチン普及に目途が立てば
コロナの影響が懸念されて
これまで買われてこなかった銘柄群への
買いが加速する可能性にも期待ができるでしょう。
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■明日の予定
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『国内』
1-3月期GDP速報値(8:50)
『海外』
米4月住宅着工件数(21:30)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:34,021.45(+433.79)
・ナスダック:13,124.988(+93.307)
・S&P500:4,112.50(+49.46)
・ドル円:109.22-109.24(-0.16)
『国内』
・日経平均株価:27,824.83(-259.64)
・TOPIX:1,878.86(-4.56)
・日経ジャスダック平均株価:3,779.52(-51.68円)
・東証マザーズ指数:1,042.82(-41.72)