12月3日(木)高値警戒感は台頭も、景気敏感株への買いが優勢に。
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■12月3日 本日の見出し
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景気敏感株への買いが優勢に。
高値警戒感からマイナス圏に沈む場面も。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比8円39銭高の2万6,809円37銭と小幅に続伸。
高値警戒感から利益を確定する売りが波及し、
マイナス圏に沈む場面も見られましたが、
ワクチン開発への期待感は根強く、
景気敏感株に買いが入ったことで、
小幅高で大引けを迎えています。
「巣ごもり」関連とされる銘柄に売りが優勢となり
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数は反落して終了。
『海外』
3日午前の中国・上海株式相場は小幅に続落。
指数は12月に入って最高値圏で推移しており、
時価総額の大きい金融株などに
目先の利益を確定する売りが優勢となりました。
『為替』
3日14時時点の東京外国為替市場で
相場は1ドル=104円45~46銭近辺と円高に傾倒。
各通貨に対する「リスクオン」のドル売りが見られており、
円には買いがやや優勢で推移しています。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日は経済活動の正常化期待が高まり
久しぶりにバリュー株優位な展開となりました。
日経平均株価は高値警戒感も根強いですが、
下値はなかなか崩れないので、
来週にかけて一段高となる場面もあるかもしれません。
前日の米国株式市場の取引時間中に
経済対策への期待感が強まったことで
米長期金利が上昇したことも
グロース売り、バリュー買いを促したと見られますが、
前日発表の民間の米雇用統計も
市場予想を下回る内容となっており、
緩和的な金融政策は今後も続きやすい環境。
こうした環境下では、
米長期金利は1%以上には上昇しにくいと見られ、
落ち着きとともに新興株にも
買いが戻ってくる可能性は高いでしょう。
金利動向と金融政策の方向性を注視しつつも
前向きに取り組みを進めていければと思います。
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■明日の予定
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『海外』
米11月雇用統計(22:30)
米10月貿易収支(22:30)
米10月製造業受注(12/5 0:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,883.79(+59.87)
・ナスダック:12,349.366(-5.740)
・S&P500:3,669.01(+6.56)
・為替 ドル円:104.47-104.48(-0.09)
『国内』
・日経平均株価:26,809.37(+8.39円)
・TOPIX:1,775.25(+1.28)
・日経ジャスダック平均株価:3,675.12(-4.21円)
・東証マザーズ指数:1,232.94(-32.62)
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