3月24日(水)経済活動の正常化遅れを懸念する展開に。
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■3月24日 本日の見出し
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経済活動の正常化遅れを懸念する展開に。
景気敏感株を中心として大きく下落。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比590円40銭安の2万8,405円52銭と大幅続落。
前日の欧米株価が、
新型コロナウイルスの感染再拡大を懸念して
下落したことを受けて日本株市場でも売りが波及。
ただ、米国金利上昇の一服を受けて
東京エレクトロンなどの半導体関連株には
買いが優勢となる場面も見られました。
新興市場でも投げ売りが加速し、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も
続落して終了しています。
『海外』
24日午前の上海株式市場で上海総合指数は続落。
世界的に株式市場ではリスクオフの展開となっており、
中国でも世界景気の回復遅れ懸念した売りが優勢です。
『為替』
24日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=108円50~51銭近辺と円高に傾倒。
株安を材料としたリスクオフの円買いが優勢となっています。
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■明日の日本株見通し
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Kanonです。
本日の日本株市場は大幅続落となっています。
新型コロナウイルスの変異種への
懸念がきっかけになったと見られますが、
年始から上昇基調であった景気敏感株などの銘柄群に
25日移動平均線と乖離が目立っていたため
一旦調整が必要だったという見方もできます。
また、日経平均株価のチャート形成を見ますと、
75日移動平均線近辺で下げ止まって終了しているものの
後場にかけて日銀によるETF買いが入ったと見られる割には、
押し目買いは限定的となった印象もあります。
テクニカルや需給で考えると、
もう一段安もあり得ると想定した上で、
明日明後日にかけて仕込みを進めていくのが良いでしょう。
日本株の傾向として、3月に相場が下落した場合、
4月にかけてはその分買い戻されるケースが非常に多いので、
来月にかけての値上がりに期待して見ていきましょう。
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■明日の予定
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『海外』
EU首脳会議(オンライン、~3/26)
米10-12月期GDP確報値(21:30)
米7年国債入札
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:32,423.15(-308.05)
・ナスダック:13,227.69(-149.845)
・S&P500:3,910.52(-39.07)
・為替 ドル円:108.48-108.49(-0.28)
『国内』
・日経平均株価:28,405.52(-590.40)
・TOPIX:1,928.58(-42.90)
・日経ジャスダック平均株価:3,880.73(-52.10円)
・東証マザーズ指数:1,163.86(-38.75)