6月29日(月)東京市場大引け。上値の重さから利益を確定する売りが優勢に。
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■6月29日 本日の見出し
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コロナウイルスの第2波が懸念されるなかで
上値の重さから利益を確定する売りが優勢に。
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■本日の相場概況
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『国内』
29日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比517円04銭安の2万1,995円04銭と大幅反落。
上値の重い展開が続くなかで、
コロナウイルスの第2波が懸念されており、
利益を確定する売りが優勢となりました。
日銀によるETF買い入れ期待はあったものの、
下げ幅は一時500円を超え、心理的節目である
2万2,000円を割り込んで終了しています。
日経平均株価が下げ幅を拡大したことで
新興市場でもリスクオフの売りが広がり、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も続落しています。
『海外』
29日午前の上海株式市場で上海総合指数は3営業日ぶりに反落。
世界的に新型コロナウイルスの感染拡大が警戒され、
幅広い銘柄に売りが優勢となりました。
『為替』
20日の東京外国為替市場でドル円相場は、
1ドル=107円18~19銭と、前週末に比べて20銭程度円安に傾倒。
投資家が運用リスクを回避する姿勢を強め、
流動性を確保する目的でのドル買いが優勢となっています。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
日経平均株価はトレンドが崩れてしまっています。
上昇に戻すには、ある程度下値を試す必要が出てきますが、
250日移動平均線の位置する2万1,710円近辺が
ひとつの下値目途となるでしょう。
感染第2波に関しては、景気回復を遅らせる重荷とはなりそうですが、
トランプ政権が失業保険を
当初の7月末で打ち切らずに上載せるなどの判断を行い
各国の景気対策がスムーズに進むのであれば、
大幅な株価下落にはつながらないと見ております。
単純に、バブル的な相場は一旦終わり、
銘柄ごとのファンダメンタルズに着目した
物色が行われやすくなると見ていけばいいでしょう。
国内では先週末に会社四季報が発売されたこともありますからね!
狙いたい銘柄を絞り、少しずつ下値を狙う投資と
短期的な材料性で動いているところを狙った
2~3日の短期トレードを中心に
売買を進めていきたいと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,015.55 (-730.05)
・ナスダック:9,757.219 (-259.784)
・S&P500:3,009.05 (-74.71)
・為替 ドル円:107.11-107.13(+0.13)
『国内』
・日経平均株価:21,995.04(-517.04円)
・TOPIX:1,549.22(-28.15)
・日経ジャスダック平均株価:3,436.24(-48.15)
・東証マザーズ指数:1,018.61(-28.75)
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