11月10日（火)東京市場大引け。ワクチン開発への期待感から買い優勢に。

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■11月10日　本日の見出し
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ワクチン開発への期待感から買い優勢に。
巣ごもり関連が軒並み安で新興市場は軟調。

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■本日の相場概況
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『国内』

本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比65円75銭高の2万4,905円59銭と続伸。

米製薬大手ファイザーが開発中の
新型コロナウイルスワクチンに期待が高まったことで
収益が落ち込んでいた景気敏感株などに
買いが波及しています。

一方で、上値では利益確定売りも見られたほか、
米国株価指数が弱含んだとこで
一時は400円を超えた上げ幅を縮小させて終了。

コロナ禍で業績が好調だった銘柄には
利益を確定する売りが優勢となり、
日経ジャスダック平均株価
東証マザーズ指数は反落して終了しています。

『海外』

10日午後の中国・上海株式相場は反発。

欧米株高につられる形で買いが優勢となっています。

『為替』

10日14時の東京外国為替市場で円相場は1ドル=104円99銭～105円と円安に傾倒。

新型コロナウイルスのワクチン開発期待から、
リスクオンの円売りが優勢となりました。

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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。

本日はこれまで上昇相場をけん引してきた
新型コロナウイルスが業績の追い風となる
いわゆる「巣ごもり」関連銘柄が大きく売られ、
旅行関連などの新型コロナが逆風だった
銘柄が軒並み高となりました。

日経平均株価は本日も上昇となり、
400円超まで上げ幅を拡大する場面が見られましたが、
過熱感が警戒されて伸び悩んで終了。

チャートを見ましても、
5日移動平均線と乖離しているのが分かります。

今後は、本日の高値が当面の上値目途となり、
高値圏で乱高下しながらも、
買われすぎていた巣ごもり関連と
売られすぎていた景気敏感株の間での
資金シフトが続くと見ています。

基本的には景気敏感株の押し目を狙いつつ、
マザーズ指数が下げ止まるようであれば、
短期的な新興株の反発も狙っていきましょう。

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■明日の予定
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『国内』

10月マネーストック（8:50）
10月工作機械受注（15:00）

『海外』

中国の大型通販セール「独身の日」

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：29,157.97（+834.57）

・ナスダック：11,713.783（-181.447）

・S&P500：3,550.50（+41.06）

・為替　ドル円：105.02-105.03（+1.52）

『国内』

・日経平均株価：24,905.59（+65.75円）

・TOPIX：1,700.80（+18.90）

・日経ジャスダック平均株価：3,574.71（-54.48円）

・東証マザーズ指数：1,185.03（-80.70）

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