東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■9月25日 本日の見出し
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米中貿易摩擦や米政治情勢の不透明感から売りが先行。
一巡後は9月末配当の権利付最終売買日を控え底堅い展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
25日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比78円69銭安の2万2,020円15銭と反落。
米中貿易摩擦や米政治情勢の不透明感から
利益確定を目的とした売りが先行する展開に。
ただ、明日に9月末配当の権利付最終売買日を控え
売り一巡後は底堅い値動きとなりました。
また、お昼休み中に、米ブルームバーグ通信が関係者の話として
「中国企業は米国産豚肉の追加購入を準備している」と報じ、
米中関係の改善期待から先物に買いが入ったことで
午後からは日経平均株価も下げ幅を縮小しています。
日経平均株価が下げ幅を縮小したことで
投資家心理が改善し、個別株に買いが波及、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数は小幅に続伸して終了。
『海外』
25日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は反落。
トランプ米大統領が国連総会の演説で中国の貿易慣行などを批判し、
米中貿易協議に関して「米国民に悪い取引は受け入れない」と
強調したことが投資家心理の重荷となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=107円35銭近辺と円高に傾倒。
市場予想を下回る米経済指標を受けて米景気減速への懸念が強まり、
円買い・ドル売りが先行しました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日は売りが先行する展開となりましたが、
配当権利取りへの思惑もあり、
比較的底堅い値動きとなりました。
米中貿易摩擦の先行き不透明感、
10月の国内消費増税など懸念材料は多いものの
日銀が10月30~31日に実施する金融政策決定会合を巡って、
さらなる緩和へ踏み込むとの思惑など、期待材料も控えています。
世界的に中央銀行の緩和マネーに対する期待が高いため
短期的に株価が下落したとしても一時的だと見ております。
日経平均株価のチャートを見ても
25日線と75日線が接近し
ゴールデンクロス形成を意識させる格好に。
目先は調整の下げに警戒しつつも
中期的なトレンドは上で見ていっていいでしょう。
短期的には材料株などの買いで利益を狙い、
押し目を狙って好業績、成長期待の高い銘柄の
買いを進めていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,807.77ドル (-142.22)
・ナスダック:7,993.627 (-118.835)
・S&P500:2,966.60 (-25.18)
・為替 ドル円:107.31-107.32(-0.28)
『国内』
・日経平均株価:22,020.15円(-78.69円)
・TOPIX:1,620.08(-2.87)
・日経ジャスダック平均株価:3,388.44(+2.97円)
・東証マザーズ指数:881.34(+1.69)
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■明日の予定
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『国内』
配当・優待権利付き最終日
『海外』
米4-6月期GDP確定値(21:30)
米8月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)
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