東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社　評判

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■3月23日　本日の見出し
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悪材料出尽くし感から買戻しや押し目買いが優勢に。
日銀によるETF買い観測も支え。

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■本日の相場概況
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『国内』

23日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比334円95銭高の1万6,887円78銭と反発。

時間外で大幅安となっていた
米国株価指数先物が下げ渋ったこともあり、
値ごろ感を好感した買いが優勢となりました。

日銀の株価指数連動型上場投資信託（ETF）買いへの期待も、
投資家心理の支えとなっています。

追加の売り材料がないなかで、
売り方の買戻しも観測されました。

個別では、ソフトバンクグループ（SBG）が自社株買いや
負債削減の計画を発表したことで急伸し、
1銘柄で日経平均株価を100円超押し上げております。

個人投資家の追証回避を目的とした売りが一巡し、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も上昇。

『海外』

23日午前の中国・上海株式相場で、上海総合指数は反落。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が続くなか、
20日の米株式相場や23日の香港などアジアの株式相場が下落し、
上海市場にも売りが波及しております。

『為替』

23日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=109円台で推移しています。

朝方は円売りが先行し、3連休前の19日17時時点に比べて
89銭の円安でしたが、その後、時間外取引での米長期金利の低下を受けて
日米金利差縮小を意識した円買いが入り、一時109円90銭近辺まで下げ幅を縮小。

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■明日の日本株見通し
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本日の日本株市場では買いが優勢となりました。

外部要因に懸念材料は多いものの、
損失回避の売りが一巡したことに加えて、
日銀によるETF買いが支えになったと見ております。

個人による中長期目線の買いも見られており、
一旦の下げ止まり、反発局面に期待ができるでしょう。

勿論、一定の水準での戻り売りは重い可能性が高く、
すぐに日経平均株価が大きく上昇するとは考えにくいため
中長期目線の打診買いと反発を狙った
短期売買を中心に進めていければと思います。

相場が下落から元に戻すときは、
まずは日経225採用銘柄などの大型株、
続いて、中小型株という資金循環になりやすいです。

また、現在は国内以上に欧州や米国などの
景気悪化が懸念されていますから、
内需・ディフェンシブ関連などを
まずは狙っていければと思います。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：19,173.98　（-913.21）

・ナスダック：6,879.517　（-271.061）

・S&P500：2,304.92　（-104.47）

・為替　ドル円：109.75-109.76（+0.60）

『国内』

・日経平均株価：16,887.78（+334.95円）

・TOPIX：1,292.01（+8.79）

・日経ジャスダック平均株価：2,793.30（+8.47）

・東証マザーズ指数：560.17（+2.31）

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■明日の予定
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『海外』

G7外相会合（テレビ会議、～3/25）
米2月新築住宅販売（23:00）

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