東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■3月17日 本日の見出し
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米国株の下落につられる形で売りが先行も、
GPIFによる買い観測が支えとなり、上昇に転じて終了。
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■本日の相場概況
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『国内』
17日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比9円49銭高の1万7,011円53銭と小幅反発。
昨夜の米国株価指数が大幅に下落したことで売りが先行し、
朝方は下げ幅が600円を超す場面もみられました。
その後、自律反発を狙った買いが入ったほか
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などが
買いに動いたとの観測や、
日銀によるETF買い入れ観測が支えとなり、上昇に転換。
上げ幅を拡大する場面も見られましたが、
上値での戻り売りは重く、
1万7,000円近辺まで伸び悩んで終了しています。
日経平均株価が上昇に転じたことで
日経ジャスダック指数、東証マザーズ指数も反発して終了。
『海外』
17日午前の上海株式相場で上海総合指数は小幅に反発。
値ごろ感からの買いがやや優勢となったものの、
新型肺炎への懸念は根強く、前日終値を挟んでの
揉み合い基調となっています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=106円37~39銭と円高に傾倒。
米株式相場の急落を受け、
低リスク通貨とされる円には買いが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
現在のダウ先物の動きを見ると
今夜のNYダウは自立反発的な買いが入り上昇、
明日の日経平均株価も高く始まる期待ができそうです。
ただし、明日の値動きを見て上値が重いようであれば
一旦の売却推奨をお出しする可能性もあります。
新型肺炎の感染拡大により
景気が悪化したり企業業績が下振れるとの懸念は
ほぼ相場に織り込み済みだと見ていますが、
企業の信用力が悪化してしまい、
資金がショート、倒産が相次ぐような展開になると
全体としてももう一段の下落があり得るでしょう。
この辺りは少し慎重に見極めていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:20,188.52 (-2,997.10)
・ナスダック:6,904.592 (-970.283)
・S&P500:2,386.1302 (-324.89)
・為替 ドル円:106.31-106.32(-0.28)
『国内』
・日経平均株価:17,011.53(+9.49円)
・TOPIX:1,268.46(+32.12)
・日経ジャスダック平均株価:2,827.26(+17.36)
・東証マザーズ指数:593.75(+34.21)
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■明日の予定
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『国内』
2月貿易収支(8:50)
2月訪日外客数
『海外』
米2月住宅着工件数(21:30)
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