東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社　評判

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■3月18日　本日の見出し
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米国株の反発を受けて買いが先行も、
NYダウ先物の下落が重荷となりマイナスに転じて終了。

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■本日の相場概況
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『国内』

18日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比284円98銭安の1万6,726円55銭と反落。

寄り付きの日本株市場では、
前日の米国株が急反発したことが安心感をもたらし
買いが先行する展開となりました。

日経平均株価は一時上げ幅を300円超まで拡大。

個別株も大幅高となる銘柄が目立ちました。

しかし、米国株価指数先物が軟調に推移したことが重荷となり、
後場からは上げ幅を縮小、マイナスに転換して終了しています。

日経平均株価がマイナスに転じたことで
新興市場にもリスクオフの売りが波及し、
日経ジャスダック指数、東証マザーズ指数も反落して終了。

『海外』

18日午前の上海株式相場で上海総合指数は反発。

米国株の上昇が好感されたほか、
中国国務院（政府）が主要な投資プロジェクトの再開を
加速する方針を示したことで、政策期待の買いが優勢となりました。

『為替』

14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=107円20～21銭と円安に傾倒。

日経平均株価が伸び悩んだことで、
歩調を合わせた円買いが波及しています。

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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。

本日の日経平均株価は買い先行後も、
伸び悩んで終了してしまっています。

NYダウ先物が大きく下落して、
サーキットブレーカーが発動し、
原油相場も下落しているため、
明日は売りが先行する展開が想定されるでしょう。

日本市場は春分の日で金曜日は休場、
そのまま3連休となりますから、
押し目買いも入りにくいと見ております。

テクニカル面や材料などで
相場全体に下げ止まり感が出ない場合は、
明日は様子を見ていくのがいいでしょう。

現在、米国では自粛ムードが広がっており、
トイレットぺーパーなどの生活必需品が品薄になるなど
パニック的な状態に陥っています。

ただ、日本の現状がある程度落ち着いたことを見ると
パニック的な状態は数週間で収まる可能性が高く、
目先数週間で相場が反転していく期待も持てるでしょう。

慎重に様子を見つつ、売買推奨を行っていければと思います。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：21,237.38　（+1,048.86）

・ナスダック：7,334.782　（+430.190）

・S&P500：2,529.19　（+143.06）

・為替　ドル円：107.33-107.34（+0.47）

『国内』

・日経平均株価：16,726.55（-284.98円）

・TOPIX：1,270.84（+2.38）

・日経ジャスダック平均株価：2,847.50（+20.24）

・東証マザーズ指数：586.63（-7.12）

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■明日の予定
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『国内』

2月全国消費者物価指数（8:30）
2月訪日外客数

『海外』

米10-12月期経常収支（21:30）
米3月フィラデルフィア連銀景気指数（21:30）
米2月景気先行指数（23:00）

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