東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■2月7日 本日の見出し
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新型肺炎が企業業績への影響が懸念され、
2万4,000円を手前に上値の重い展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
7日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比45円61銭安の2万3,827円98銭と反落。
前日の米株式市場で主要指数が
そろって最高値を更新したのを支えに買いが先行しましたが、
節目の2万4,000円が近づいた場面では売りに押され、
下げに転じて終了しております。
新型肺炎の感染拡大を受けて、
中国工場の稼働再開を再延期する見通しと伝わったトヨタなど
自動車株の一角に売りが目立ちました。
日本時間の今晩に1月の米雇用統計の発表を控えており、
結果を受けた欧米市場の反応を見極めたいとの心理も働いています。
新興市場でも高値警戒感から売りが優勢となり、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も反落しております。
『海外』
7日午前の上海株式相場で上海総合指数は反落。
新型肺炎拡大への警戒がくすぶるなか、
前日までの上昇の反動で、幅広い銘柄に利益確定売りが優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円91~92銭近辺と円安に傾倒。
前日の米株高を受け、朝方は円売りが優勢となりましたが、
一巡後は日経平均株価の下落に歩調を合わせた円買いが入っています。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
日経平均株価は2万4,000円を超えての上昇を試せずに、
本日はやや軟調な展開となりました。
決算内容が前期比で増収増益でも、
材料出尽くし感から上値が重い銘柄も多く
一段高に向かうには調整局面が必要そうです。
本日は米雇用統計を控えており
良好な内容が予想はされますし、
米国株は堅調に推移するかもしれませんが、
中国と地理的に近い日本の株式市場は
相対的に軟調な展開が続きやすいでしょう。
逆指値注文を買値より上で入れておくなどの
リスクヘッジを行っていただければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,379.77 (+88.92)
・ナスダック:9,572.154 (+63.471)
・S&P500:3,345.78 (+11.09)
・為替 ドル円:109.94-109.95(+0.04)
『国内』
・日経平均株価:23,827.98(-45.61円)
・TOPIX:1,732.14(-4.84)
・日経ジャスダック平均株価:3,818.82(-10.30)
・東証マザーズ指数:849.89(-1.12)
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■月曜日の予定
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『国内』
1月景気ウォッチャー調査(14:00)
『海外』
中国1月生産者物価指数(10:30)
中国1月消費者物価指数(10:30)
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