東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■12月19日 本日の見出し
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利益を確定する売りが重しとなり続落。
新規に上場した銘柄などには買いが波及。
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■本日の相場概況
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『国内』
19日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比69円58銭安の2万3,864円85銭と続落。
日銀が19日まで開いた金融政策決定会合で
大規模金融緩和の現状維持を決定しましたが、
事前予想通りの結果だとして株価の反応は限定的となりました。
足元では2万4,000円から先の上値の重さが意識されており、
上昇余地は乏しいと判断した投資家から利益を確定する売りが優勢に。
米下院がトランプ大統領を弾劾訴追する
決議案を可決したと伝わったことや、
アジア株安も重荷となりました。
足元で年初来高値圏が続いていたことで、
利益確定売りがやや優勢となり日経ジャスダック平均は反落も、
新規に上場した銘柄に買いが集まり東証マザーズ指数は反発しています。
『海外』
19日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は続落。
中国国内の新規のてがかりに乏しいなかで、
利益を確定する売りが優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円58~59銭と円安に傾倒。
前日の米長期金利の上昇を背景に、
日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが先行しましたが、
円売り一巡後は下げ渋っています。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
日経平均株価は少し上値の重い動きとなっていますが、
1357日経平均ダブルインバースなど
リスクヘッジの売り持ち高が積みあがっているため
需給面で大きく下落はしにくい状態が続いています。
年明けも米大統領選や景況感の改善、
各国の中央銀行が行う金融緩和政策などを支えに
堅調な相場が続く期待が高く、
相場の下支えとなるでしょう。
来週にかけてのクリスマスラリーに期待して、
積極的な売買を進めていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,239.28 (-27.88)
・ナスダック:8,827.735 (+4.378)
・S&P500:3,191.14 (-1.38)
・為替 ドル円:109.58-109.59(+0.15)
『国内』
・日経平均株価:23,864.85(-69.58円)
・TOPIX:1,736.11(-2.29)
・日経ジャスダック平均株価:3,751.47(+3.65)
・東証マザーズ指数:866.90(+0.70)
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■明日の予定
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『国内』
11月全国消費者物価指数(8:30)
『海外』
米7-9月期GDP確報値(22:30)
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