11月1日(月)米主要3指数の上昇を受けて買いが優勢に。
■東京市場大引け
米主要3指数の上昇を受けて買いが先行。
自民党が絶対安定多数を単独で確保したことも好感。
■本日の日本株概況
『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比754円39銭高の2万9,647円08銭と反発。
前週末の米国株式市場で主要3指数が
最高値更新となった流れを引き継ぎ買いが先行。
衆院選で自民党が単独過半数の議席を確保し、
安定政権の維持が確実となったことも好感されています。
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も反発して終了。
『海外』
1日午前の中国・上海株式相場は続伸。
1日の取引開始後に発表された
10月の財新中国製造業PMIは前月から改善。
中国メディアが報じた市場予想も上回ったことで、
投資家が運用リスクを取る姿勢を強めています。
『為替』
1日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=114円25~26銭近辺と円安に傾倒。
東証株価指数(TOPIX)が午後に入って、
下げ幅を広げるなど株式市場が上昇し、
低リスク通貨とされる円には売りが優勢となりました。
■明日の相場見通し
Kanonです。本日もお疲れさまでした。
市場では自民党の単独過半数確保が
困難かもしれないといった見方もあったため、
本日は絶対安定多数を単独で確保したことを好感し、
買いが加速する展開となりました。
また、大型の財政出動が期待されて、
経済成長を見込んだ資金も流入した模様。
与野党ともに一部のベテラン議員が苦戦する一方、
構造改革を訴える日本維新の会が議席数を
公示前の3倍超に増やしたため、
民意がどこにあるのか分かりやすい結果で、
自民党が改革路線へ転換するきっかけになるとの
思惑も期待感につながっています。
3日の日本株市場は休場で、
同日の夜には米FOMCも控えていることから、
明日に関しては様子見ムードの
強い展開が想定されるでしょう。
ただ、財政出動が行われるのであれば、
国内景気回復への期待感は続きやすいと見ておりますので、
トレンドが崩れない銘柄については、
しっかり上値を追っていく方向で取り組みを進めたいです。
■明日の予定
『国内』
10月マネタリーベース(8:50)
日銀金融政策決定会合議事要旨(9/21~9/22開催分)
『海外』
FOMC(~11/3)
■主要指数
『海外』
・NYダウ:35,819.56(+89.08)
・ナスダック:15,498.389(+50.271)
・S&P500:4,605.38(+8.98)
・為替:114.22-114.23(+0.62)
『国内』
・日経平均株価:29,647.08(+754.39)
・TOPIX:2,044.72(+43.54)
・日経ジャスダック平均株価:3,998.75(+14.40円)
・東証マザーズ指数:1,131.09(+24.01)