9月9日(木)利益を確定する売りが優勢も、押し目買い意欲は強い展開。
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■9月9日 本日の見出し
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利益を確定する売りが優勢も、押し目買い意欲は強い展開
新政権による経済対策や、先々の経済再開に期待感根強く。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比173円02銭安の3万0,008円19銭と反落。
前日の米国株安が重荷となったほか、
日経平均株価は前日まで8日続伸し、2,500円超上昇していたため
朝方から利益を確定する売りが優勢となりました。
ただ、3万円を下まわった場面では押し目買いが入り、
終日底堅い推移となっています。
戻りを強めていた銘柄に利確売りが優勢となったことで、
日経ジャスダック平均株価
東証マザーズ指数も反落して終了しています。
『海外』
9日午前の中国・上海株式市場で、上海総合指数は小幅に反発。
商品相場の上昇などを背景として
素材や資源関連株が買われ、相場の支えになっています。
『為替』
9日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=110円14~15銭近辺と円高に傾倒。
日経平均株価が弱含むなど、
投資家心理の悪化が「低リスク通貨」とされる
円には買いが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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日経平均株価が3万円台に乗せる場面ではやや売りが重くなるため、
明日のメジャーSQ算出後は、
相場全体で利食い売りが強まる場面も見られそうです。
米国や中国では、インフレによる経済への悪影響が懸念されており、
世界的な株価の調整局面には注意が必要でしょう。
ただ、ここ最近の相場上昇によって
日本株市場では需給面で買い方が優位になっているほか、
29日に控える自民党総裁選や、
ワクチン普及を前提とした経済再開への期待感が
引き続き国内独自の買い材料となると分析しています。
海外市場に比べて相対的に買われやすく、
押し目買い意欲の強い展開が続きやすいとして、
明日以降も引き続き買いを狙っていきたいです。
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■明日の予定
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『国内』
メジャーSQ
『海外』
米8月生産者物価指数(21:30)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:35,031.07(-68.93)
・ナスダック:15,286.637(-87.691)
・S&P500:4,514.07(-5.96)
・為替:110.06-110.08(-0.18)
『国内』
・日経平均株価:30,008.19(-173.02)
・TOPIX:2,064.93(-14.68)
・日経ジャスダック平均株価:4,062.41(-3.28円)
・東証マザーズ指数:1,149.57(-8.26)