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11月2日(火)祝日、米FOMCを控えて様子見ムードが優勢に。

 

東京市場寄付き

祝日、米FOMCを控えて様子見ムードが優勢に。
前日に大幅高となっただけに利確売りも出やすい。

■本日の日本株概況

おはようございます、Kanonです。

前日の米国株市場で主要3指数は上昇したものの
日本株は、前日に大幅高となっていた上に、
明日に祝日や米FOMCの結果公表を控えて、
動きにくい展開となりそうです。

ただ、1日夜には「政府が新型コロナの水際対策を
緩和する検討に入った」と報じられていることから
経済活動正常化を期待した買いは相場の支えとなるでしょう。

さらに、岸田首相が現金給付を含む
数十兆円規模の経済対策を11月中旬にまとめると表明したことも
国内景気にポジティブな影響を与えるとして、
下値を売り込む動きは限定的となりそうです。

米国株市場も強気な展開が続いているため
過度に警戒はしておりませんが、
3日の米FOMCではテーパリング開始の決定が見込まれるため、
本日の市場を見つつ、強い値動きを見せている銘柄は持続、
グロース株などを中心に上値の重くなった銘柄は一旦売却しておくなど、
ポジションを調整するような動きを取りたいです。

 

 

■前日の海外概況

『NYダウ平均』

1日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前週末比94ドル28セント高の3万5,913ドル84セントと続伸。

前週までに市場予想を上回る決算発表が相次いだことで、
米景気や企業業績に対する楽観が広がり、
主要3指数は連日で過去最高値を更新しています。

10月の米ISM製造業景況感指数が
市場予想を上回ったことから
景気敏感株への買いが目立ちました。

ただ、3日に米FOMCの結果公表を控え、
買い一巡後は様子見ムードの強い展開に。

ナスダック総合指数も続伸して終了しています。

『為替』

1日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=113円95銭~114円05銭と円高に傾倒。

米景気の減速を示す経済指標が発表されたのを受けて
「低リスク通貨」とされる円への買いがやや優勢となりました。

日経平均先物

1日のシカゴ日経平均先物12月物は、前週末比580円高の2万9,570円と続伸。

1日の米株式市場で主要株価指数が最高値を更新したことで、
堅調な展開が続いております。

 

 

■本日の予定

『国内』

10月マネタリーベース(8:50)
日銀金融政策決定会合議事要旨(9/21~9/22開催分)

『海外』

FOMC(~11/3)

 

 

■本日の決算発表

ZHD、三井物、花王、日本製鉄、丸紅、三菱ケミHD、ヤマハ
JR西日本、住友電、JAL、アズビル、東ソー、横河電、王子HD、
双日ニチレイJR九州、日ユニシスコニカミノルタ、ウシオ電、
マブチ、サンリオ、宇部興、レンゴー、フジミインコ、東京精、
日鉄物産、船総研HD、ダイヘン、ジョイ本田、兼松、三井海洋、理想科

 

 

■主要指数

『海外』

・NYダウ:35,913.84(+94.28)

・ナスダック:15,595.915(+97.526)

・S&P500:4,613.67(+8.29)

・為替:114.07-114.08(-0.35)

『国内』

日経平均株価:29,647.08(+754.39)

TOPIX:2,044.72(+43.54)

・日経ジャスダック平均株価:3,998.75(+14.40円)
 
東証マザーズ指数:1,131.09(+24.01)

■本日の注目銘柄

・【9066】日新

今期経常を62%上方修正・4期ぶり最高益更新へ。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。