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10月29日(金)アップル、アマゾンの時間外取引での下落が重荷。

 

東京市場大引け

アップル、アマゾンの時間外取引での下落が重荷となるも、
下値での買い意欲は強く、日経平均株価はプラス圏に浮上。

■本日の日本株概況

 『国内』
 
本日の東京株式市場で日経平均株価
前日比72円60銭高の2万8,892円69銭と反発。

米アップルや米アマゾン・ドット・コム
28日の通常取引終了後に発表した
2021年7-9月期決算の内容を嫌気して、
米ナスダック先物が下落したことで
日本株市場でもハイテク株を中心に売りが加速。

週末に衆院選、来週に米FOMCを控えていることも
手仕舞い売りを促す要因となり、
下げ幅は一時300円超まで拡大しました。

ただ、商船三井が昼に上方修正を発表し、
海運株が買われたこともあって、
午後にかけては持ち直す動きとなっています。

新興市場は前日に上昇した分、
利益を確定する売りが出やすく、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は反落。

『海外』

29日午前の中国・上海株式相場は反発。

10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の発表を控えて
持ち高調整の売りが優勢となりました。

『為替』

29日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=113円62銭近辺と円安に傾倒。

東京市場では国内輸入企業による
円売りが優勢となりました。

■来週の相場見通し

Kanonです。本日もお疲れさまでした。

米アップルはiPhoneの販売台数が
半導体不足の影響で伸び悩んだことが売り要因に。

アマゾン・ドット・コムは、
経済活動の正常化を背景として売上高が伸び悩んだ上に、
人手不足も深刻で、人件費がかさむ営業減益となっています。

国内でも9月の鉱工業生産指数が、
自動車減産の影響で前期比で5.4%低下しており、

既に出てきている日本の決算発表を見ても、
企業によって明暗が分かれていることが分かります。

11月の米FOMCではテーパリングの開始が
決定する見込みであることからも、
これから訪れる見られる業績相場で、
株価、業績ともに伸びていける銘柄を選別していきたいです。

■月曜日の予定

『国内』

10月新車販売台数(14:00)
10月軽自動車販売台数(14:00)
10年国債入札

『海外』

中国10月財新製造業PMI(10:45)
米10月ISM製造業景気指数(23:00)

■主要指数

『海外』

・NYダウ:35,730.48(+239.79)

・ナスダック:15,448.118(+212.280)

・S&P500:4,596.42(+44.74)

・為替:113.55-113.56(-0.05)

『国内』

日経平均株価:28,892.69(+72.60)

TOPIX:2,001.18(+1.52)

・日経ジャスダック平均株価:3,984.35(-12.62円)
 
東証マザーズ指数:1,107.08(-11.89)