7月28日(水)新型コロナウイルスの感染拡大を警戒して軟調な展開に。
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■7月28日 本日の見出し
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新型コロナウイルスの感染拡大を警戒して軟調な展開に。
米国株市場で利確売りが波及していることも重荷。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
規制強化を嫌気した中国株売りは止まらずに、
前日の上海や香港の株式市場は
大引けにかけて売りが加速する展開に。
こうしたリスクオフムードが米国株市場にも波及したほか、
決算を発表した銘柄が一旦の好材料出尽くしと見た売りに押されたことで
昨夜の米国株市場では主要3指数が反落しています。
本日は日本株市場でも売りが先行する展開が想定されるでしょう。
米国株市場の終了後に決算を発表したアップルが
今後の売り上げの伸び率鈍化、供給のタイト化見通しを会見で示し、
時間外取引で売られていることも
投資家心理をネガティブにする要因となりそうです。
ただ、日本株は値頃感のある水準での推移が続いており、
下値での押し目買いは入りやすいです。
値がさの半導体関連などは軟調に推移しそうですが、
その分、個別銘柄へ資金が向く期待もできるとして
本日の相場を見ていきましょう。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
27日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比85ドル79セント安の3万5,058ドル52セントと反落。
中国株の大幅下落を受けて、
米国株市場でも目先の利益を確定する売りが先行。
新型コロナウイルスのデルタ型の感染拡大で、
世界経済の先行き懸念が強まっていることも
売り材料となりました。
ナスダック指数も反落して終了しています。
『為替』
27日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=109円75~85銭と円高に傾倒。
世界的な株安を受けて投資家のリスク回避姿勢が強まるとの見方から
低リスク通貨とされる円買いが優勢となりました。
『日経平均先物』
27日の大阪取引所で日経平均先物9月物は、
前日比360円安の2万7,590円と続落。
中国のネット企業規制や新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感が広がり、
日経平均先物にも売りが優勢です。
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■本日の予定
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『国内』
日銀金融政策決定会合の「主な意見」(7/15~16開催分)
『海外』
パウエルFRB議長会見
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■本日決算発表
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エムスリー、キヤノン、日産自、アドバンテ、TDK、JPX、サイバエージ、
小糸製、日立金、東ガス、京王、日立建、東映アニメ、スクリン、静岡銀、
カゴメ、アイカ工、大特鋼、マネックスG、アサヒHD、航空電、トクヤマ、
沖縄セルラー、H2Oリテイル、SHOEI、Vコマース、メタウォーター、
横河ブHD、エクセディ、モリタHD、太平洋、ブルボン、SBテクノロジ、
アイチコーポ、伊藤忠食、東エレデバ、エレマテック、エンプラス、
青森銀、バルカー、エステー
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:35,058.52(-85.79)
・ナスダック:14,660.576(-180.137)
・S&P500:4,401.46(-20.84)
・ドル円:109.78-109.79(-0.30)
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『国内』
・日経平均株価:27,970.22(+136.93)
・TOPIX:1,938.04(+12.42)
・日経ジャスダック平均株価:3,995.01(+10.05円)
・東証マザーズ指数:1,136.92(-5.12)
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■本日の注目銘柄
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・【7777】スリー・ディー・マトリックス
アスベストが原因で発症する悪性胸膜中皮腫に対して、
顕著な治療効果の可能性がある核酸医薬の抗がん剤の開発に
成功したと共同開発先の広島大学が発表。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。