10月19日(火)決算発表を控え、好業績が見込まれる銘柄に物色か。
■東京市場寄付き
米中の軟調な経済指標を受け、動きにくい展開も
決算発表を前に好業績が見込まれる銘柄に物色か。
■本日の日本株概況
おはようございます、Kanonです。
今週から米主要企業の決算発表が本格化しますし、
日本市場でも来週から決算発表が続きます。
コロナ禍からの景気回復により
金融政策が引き締め方向に向かうと見られるなか、
コロナ相場での上昇幅が大きかった
グロース株は決算発表を機に
利益を確定する売りが強まりやすい点には注意。
たとえば、15日に好決算を発表した
【6532】ベイカレント・コンサルティングは
前日の市場でストップ安をつけています。
また、製造業を中心にエネルギー、資源価格の上昇が
企業業績に与える影響も注視したいタイミング。
しばらくは、これまであまり目をつけられてこなかった
低PERで業績が安定している銘柄が
選好されやすい地合いとなるでしょう。
■前日の海外概況
『NYダウ平均』
18日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前週末比36ドル15セント安の3万5,258ドル61セントと反落。
中国の7~9月期の実質国内総生産(GDP)が市場予想に届かず、
嫌気した売りが先行する展開となりました。
ただ、米長期金利が落ち着いた動きとなったこともあって、
ハイテク株などに好決算に期待しての押し目買いが波及。
ナスダック総合指数は続伸して終了しています。
『為替』
18日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=114円25~35銭と円安に傾倒。
米経済指標が低調な内容となったことで、
円買い・ドル売りが先行しましたが、
徐々に米長期金利が上昇し、日米金利差拡大を見込んだ円売りが
取引終了にかけて強まる展開となっています。
『日経平均先物』
18日のシカゴ日経平均先物12月物は、前週末比95円高の2万9,090円と続伸。
米中の経済指標が弱含んだことから、
上値の重い展開となっています。
■本日の予定
『国内』
衆議院選挙公示
20年国債入札
『海外』
米9月住宅着工件数(21:30)
■主要指数
『海外』
・NYダウ:35,258.61(-36.15)
・ナスダック:15,021.809(+124.469)
・S&P500:4,486.46(+15.09)
・為替:114.29-114.31(±0.00)
『国内』
・日経平均株価:29,068.63(-43.17)
・TOPIX:2,019.23(-4.70)
・日経ジャスダック平均株価:4,013.21(+11.35円)
・東証マザーズ指数:1,116.15(-10.12)
■本日の注目銘柄
・【3034】クオールホールディングス
上期経常を30%上方修正・4期ぶり最高益、通期も増額。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。