日本投資機構 公式ブログ

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10月13日(水)決算発表を控えて企業業績を懸念する動きに。

 

東京市場寄付き

月後半から多くの企業の決算発表を控え
業績を懸念しての売りが続く展開に。

 

■本日の日本株概況

 

 

 

おはようございます、Kanonです。

世界的なコスト高による企業業績への影響が懸念されているほか、
恒大集団以外にもデフォルトが懸念されている中国不動産企業が増えており、
中国景気の減速も意識されている状況です。

米国株式市場は、企業決算の発表が近付いていることもあって
これまで期待されていた分の値を下げ、
企業業績への影響を見極めるような展開に。

昨夜も売り優勢で終了していますので、
本日の日本株でも売りが先行しそうです。

ただ、日経平均株価の前回下落時に付けた安値2万7,293円は、
テクニカル面では長期の押し目買いが入りやすい水準。

外需株については、日本企業も業績の落ち込みが懸念されるとして
慎重な見方をしていく必要がありますが、

経済活動の再開によって、今後の業績が
上向かうと見られてい内需株は下押ししにくく、
相場の支えとなる期待ができます。

銘柄を選別しつつも、下値を拾って
外部要因の落ち着きを待つような動きを取っていきたいです。

■前日の海外概況

 

 

『NYダウ平均』

12日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比117ドル72セント安の3万4,378ドル34セントと続落。

国際通貨基金(IMF)が
世界経済の2021年の実質経済成長率の見通しを
5.9%と前回7月の予測から0.1ポイント引き下げ、

世界景気の減速懸念の高まったことで、
景気敏感株を中心に売りが優勢となりました。

リスクオフの動きが続き、
ナスダック総合指数も続落して終了しています。

『為替』

12日のロンドン外国為替市場で円相場は1ドル=113円55~65銭と円安に傾倒。

FRBが11月にテーパリング(量的緩和の縮小)開始を
決めるとの見方が改めて意識され、円売りが優勢となっています。

日経平均先物

12日のシカゴ日経平均先物12月物は、前日比315円安の2万8,160円と反落。

米株が続落したことで、日経平均先物にも売りが波及しています。

■本日の予定

 

 

『国内』

9月マネーストック(8:50)
8月機械受注(8:50)

『海外』

中国9月貿易収支
米9月消費者物価指数(21:30)
FOMC議事録(9/21~9/22開催分)
米30年国債入札
G20財務相中央銀行総裁会議(ワシントン)

■本日の決算発表

 

 

ABCマート、ビックカメラサカタのタネ吉野家HD、
サイゼリヤ、ベル24HD、コメダ、大黒天、メディアドゥ、
TKP、リテールPT、歌舞伎、コシダカHD、ダイト、
キャリアリンク、イージェイHD、Gunosy、前沢工、
チームスピリト、プラズマ、MORESCO、東洋電、トレファク

■主要指数

 

 

『海外』

・NYダウ:34,378.34(-117.72)

・ナスダック:14,465.925(-20.275)

・S&P500:4,350.65(-10.54)

・為替:113.51-113.52(+0.22)

『国内』

日経平均株価:28,230.61(-267.59)

TOPIX:1,982.68(-13.90)

・日経ジャスダック平均株価:3,975.34(-9.40円)
 
東証マザーズ指数:1,100.00(-23.34)

■本日の注目銘柄

 

 

・【3645】メディカルネット

6-8月期(1Q)経常は2倍増益で着地。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません