10月6日(水)世界景気の先行き不透明感から上値の重い展開に。
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■10月6日 本日の見出し
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世界景気の先行き不透明感から
押し目買い意欲が限定的で売りに押される展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比293円25銭安の2万7,528円87銭と続落。
朝方は米国株高を受けた
買いが先行する展開となりましたが、
2万8,000円に載せた水準での戻り売りが重く、
伸び悩む展開となりました。
米長期金利が上昇基調を強め、
米株価指数先物が軟調に推移したことも重荷となっています。
新興市場でも売りが重い展開が続き、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も続落して終了。
『海外』
6日午前の香港株式市場でハンセン指数は反落。
中国の不動産企業の債務問題への警戒が続き、
売りが優勢となっています。
『為替』
6日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=111円74~75銭近辺と円安に傾倒。
米長期金利が日本時間6日午後の取引で一段と上昇し、
日米金利差の拡大を見込んだ円売りが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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本日は値ごろ感から買われる場面も見られたものの、
後場にかけて売りが強まる展開に。
前日に押し目買いを入れた投資家も
含み損を抱える状況となっているため、
明日以降も一段の下値模索を警戒すべきでしょう。
岸田政権の政策に関する先行き不透明感や、
中国の恒大集団や電力不足の問題、
米債務上限問題などが重荷となっている模様ですが、
株価は最終的に企業業績に連動して動きます。
エネルギー価格の上昇や、中国景気の減速が
各企業の業績にどれだけ影響するか見極めつつ
割安と言える水準で冷静に銘柄を拾っていくことが
重要になる局面と言えるでしょう。
より良い銘柄を仕込んでいただけるように、
推奨を進めて参ります。
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■明日の予定
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『国内』
9月都心オフィス空室率(11:00)
8月景気動向指数(14:00)
日銀支店長会議で黒田総裁があいさつ
地域経済報告(さくらレポート)
『海外』
ノーベル文学賞発表
米8月消費者信用残高(10/8 4:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:34,314.67(+311.75)
・ナスダック:14,433.830(+178.345)
・S&P500:4,345.72(+45.26)
・為替:111.69-111.70(+0.60)
『国内』
・日経平均株価:27,528.87(-293.25)
・TOPIX:1,941.91(-5.84)
・日経ジャスダック平均株価:3,925.14(-0.51円)
・東証マザーズ指数:1,064.11(-14.02)