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9月30日(木)米国株価指数の落ち着きを好感して買い戻しが先行。

 

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■9月30日 本日の見出し
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米国株価指数の落ち着きを好感して買い戻しが先行。
4日の新内閣誕生に向けて、政策に絡んだ銘柄への物色も。

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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。

米国株式市場は軟調な展開が続いておりますが、
米金融取引業規制機構(FINRA)によると、
信用買い残は8月末時点で9,115億ドルと
過去最高に達しているため、
需給が悪化している影響が大きいと分析。

これまでの相場上昇をけん引してきた
GAFAM株のチャートを見ても上昇トレンドが崩れつつあり、
しばらくは調整局面が続くと見るべくでしょう。

ただ、日本株市場は、相対的に値ごろ感が強く
内需株を中心にこれから業績の強い回復局面を迎える期待ができますし、
需給面でも、日銀のETF買いや自社株買いが指数を押し上げてきたため、
売買を目的とした投資家の買い残は決して多くはありません。

前日に大きく下落した反動で
本日は買戻しが先行する展開が想定されるほか、
4日の新内閣誕生に向けて、政策に絡んだ銘柄への物色や
ご祝儀買いにも期待ができるでしょう。

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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』

29日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比90ドル73セント高の3万4,390ドル72セントと反発。

前日に大幅安となった反動で買いが先行し、
上げ幅は一時280ドルに達しましたが、
取引終了にかけて伸び悩む展開となりました。

コスト高が景気の失速につながる可能性も
懸念されている模様です。

主力ハイテク株は軟調な推移が続き、
ナスダック総合指数は続落して終了しています。

『為替』

29日のNY外国為替市場で円相場は1ドル=111円90銭~112円00銭と円安に傾倒。

緩和的な金融政策の縮小観測を背景とした
長期金利の上昇によって、円売りが優勢となりました。

日経平均先物

29日のシカゴ日経平均先物12月物は、前日比185円高の2万9.705円と反発。

長期金利の上昇一服を手掛かりとして、
ダウ平均が反発し、日経平均先物にも買いが優勢となりました。

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■本日の予定
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『国内』

8月鉱工業生産(8:50)
8月商業動態統計(8:50)
8月住宅着工統計(14:00)
2年国債入札
東京ゲームショウ2021 (オンライン開催、~10/3)

『海外』

中国9月製造業PMI(10:00)
中国9月非製造業PMI(10:00)
中国9月財新製造業PMI(10:45)
米4-6月期GDP確定値(21:30)

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■本日決算発表
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ニトリHD、平和堂、サムティ、アダストリア
ハイデ日高、スターマイカHD、TAKARA&C、
ジャステック、FフォースG、パイプドH、識学

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:34,390.72(+90.73)

・ナスダック:14,512.441(-34.242)

・S&P500:4,359.46(+6.83)

・為替:111.96-111.97(+0.67)

『国内』

日経平均株価:29,544.29(-639.67)

TOPIX:2,038.29(-43.48)

・日経ジャスダック平均株価:4,043.11(-22.54円)
 
東証マザーズ指数:1,120.44(-6.92)

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■本日の注目銘柄
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・【5214】日本電気硝子

今期経常を25%上方修正。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。