3月23日(火)米長期金利の上昇一服を受けグロース買いが優勢に。
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■3月23日 本日の見出し
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米長期金利の上昇一服を受けグロース買いが優勢に。
業績好調な成長株に見直し買いも入りやすいか。
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■本日の日本株概況
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前日の米国株市場では、米長期金利の上昇一服を
材料視してグロース株などに買いが優勢となりそうです。
相場全体としては買い材料に不足している印象ですが、
年末頃からバリュー株に対して
パフォーマンスが劣っていた好業績の成長株について
調整が一巡しつつある印象を受けます。
4月から5月にかけては、各企業とも決算発表を控えるほか、
来月から新年度を迎えることで成長性の高い銘柄は
新規の資金流入にも期待ができるため
ここに向けて業績の良い銘柄を個別で物色していくような
相場展開が続いていきそうです。
個別での銘柄選別が重要になってきますので、
上手くはまった銘柄は上値を追いつつも
重くなったものは一旦外すなどして
ポートフォリオを整理していきたいです。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
22日の米株式市場でNYダウ平均は、
前週末比103ドル23セント高の3万2,731ドル20セントと反発。
米長期金利の一服を好感して、
ハイテク株への見直し買いが優勢となりました。
ただ、景気敏感株には過熱感も強まっており、
一部の銘柄には利確売りも見られています。
半導体関連が総じて堅調であったため
ナスダック総合指数は続伸して終了しています。
『為替』
22日のNY外国為替市場で円相場は
1ドル=108円80~90銭と横ばい。
米長期金利の低下を受けた円買いと、
米株式市場の堅調推移を好感した円売りが出たため
為替市場は動きにくい展開となっています。
『日経平均先物』
22日のシカゴ日経平均先物3月物は
前週末比2358円安の2万9,115円と続落。
朝安後に、米長期金利の上昇一服を好感して、
下げ幅を縮小して終了しています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:32,731.20(+103.23)
・ナスダック:13,377.542(+162.307)
・S&P500:3,940.59(+27.49)
・為替 ドル円:108.79-108.81(+0.11)
『国内』
・日経平均株価:29,174.15(-617.90)
・TOPIX:1,990.18(-22.03)
・日経ジャスダック平均株価:3,942.67(+10.43円)
・東証マザーズ指数:1,220.10(-9.94)
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■本日の予定
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『海外』
米10-12月期経常収支(21:30)
米2月新築住宅販売(23:00)
米2年国債入札
パウエルFRB議長が米下院で議会証言
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■本日の注目銘柄
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・【6538】キャリアインデックス
利益率の高い事業へ集中的に経営資源を
投下したこと等により、今期経常を23%上方修正。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。