2月17日(水)米長期金利の上昇に警戒感も。
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■2月17日 本日の見出し
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前日のNYダウ平均は上昇も、
米10年債利回りの上昇に警戒感。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、Kanonです。
前日の米国株市場でNYダウ平均は上昇したものの、
ナスダック指数、S&P500は反落しています。
米10年債利回りの上昇が警戒され
グロース株に売りが波及したことが要因でしょう。
世界の景気敏感株と呼ばれる日本株市場では、
まだ買われすぎていないバリュー株も数多く存在するため、
全面安のような展開になる心配はしていませんが、
目先数日は、現在高値圏にあるハイテク株などを中心に
利食い売りの出やすい相場となる可能性があります。
含み益になっている銘柄については
ある程度利益を確定することも考えるべきでしょう。
一方で、新型コロナウイルスの感染者数減少や、
ワクチン普及への期待感は引き続き支えになると見られますので、
昨年そこまで上昇していなかった銘柄などを残して
投資を行っていくのが良さそうです。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
16日の米株式市場でNYダウ平均は、
前営業日比64ドル35セント高の3万1,522ドル75セントと続伸。
米追加経済対策の早期成立、ワクチン普及への
期待感から景気敏感株を中心に買い優勢の展開が続いています。
一方、長期金利が上昇したことで、
主力のハイテク株には割高感を意識した売りが優勢に。
ナスダック総合株価指数は、
3営業日ぶりに反落して終了しています。
『為替』
16日のNY外国為替市場で円相場は
1ドル=106円00~10銭と円安に傾倒。
米長期金利の上昇が加速し、
日米金利差の拡大を手がかりとした
円売りが優勢となりました。
『日経平均先物』
16日のシカゴ日経平均先物3月物は
前週末比800円高の3万0,415円と大幅続伸。
景気回復の期待感から買い優勢となっています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:31,522.75(+64.25)
・ナスダック:14,047.499(-47.975)
・S&P500:3,932.59(-2.24)
・為替 ドル円:106.13-106.15(+0.65)
『国内』
・日経平均株価:30,467.75(+383.60)
・TOPIX:1,965.08(+11.14)
・日経ジャスダック平均株価:3,862.84(-6.71円)
・東証マザーズ指数:1,320.73(+6.43)
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■本日の予定
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『国内』
12月機械受注(8:50)
1月貿易収支(8:50)
『海外』
米1月小売売上高(22:30)
米1月鉱工業生産指数(23:15)
米2月NAHB住宅市場指数(2/18 0:00)
FOMC議事録(1/26~1/27開催分)
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■本日決算発表
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トレンド、昭電工、木徳神糧、JHD
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■本日の注目銘柄
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・【3922】PR TIMES
自己株式立会外買付取引での自社株買い実施を発表。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。