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12月18日(金)週末で持ち高整理の売りが優勢に。

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■12月18日 本日の見出し
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週末で持ち高整理の売りが優勢に。
円高傾倒は重荷も成長株物色が見られるか。

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■本日の日本株概況
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おはようございます。Kanonです。

前日の米国株市場では主要3指数がそろって上昇も、
為替が円高方向に振れていることが警戒され、
本日の日経平均株価は反落で始まりそうです。

ただ、足元で円高が進行したのは
いわゆる「リスクオフ」の動きではなく
米国の金融緩和が長期化するとの観測から、
ドルの先安感が強まったことが要因。

緩和が長引くのは特にグロース株にとって追い風ですから、
為替の影響を受けにくい内需系のグロース株などには
個別で物色の矛先が向く期待が高いでしょう。

年末に向けて、銘柄を絞って取り組んでいければと思います。

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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』

17日の米株式市場でNYダウ平均は
前日比148ドル83セント高の3万0,303ドル37セントと反発。

追加の経済対策が大詰めの協議に入り、
年内の成立期待が高まったことで
景気敏感株に買いが波及。

さらに、米FOMC量的緩和
長期にわたって続く方針示されたことも
投資家心理の支えとなっています。

週間の米新規失業保険申請件数が
市場予想以上に増加するなど、
景気の先行き懸念は根強いものの
財政出動、金融緩和への期待感の方が
上回った形でしょう。

ナスダック総合株価指数も続伸し
連日で過去最高値を更新しています。

『為替』

17日のNY外国為替市場で円相場は、
1ドル=103円05~15銭近辺と円高に傾倒。

FOMCを受けて策の長期化観測が改めて強まったため
主要通貨に対するドル売りが優勢となっています。

日経平均先物

17日のシカゴ日経平均先物12月物は前日比5円安の2万6,750円と小幅に続落。

米国株は上昇も、円高が重荷となって
上値の重い値動きとなりました。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:30,303.37(+148.83)

・ナスダック:12,764.745(+106.557)

・S&P500:3,722.48(+21.31)

・為替 ドル円:103.12-103.13(-0.06)

『国内』

日経平均株価:26,806.67(+49,27円)

TOPIX:1,792.58(+5.75)

・日経ジャスダック平均株価:3,721.81(+18.87円)

東証マザーズ指数:1,185.22(+27.94)

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■本日の予定
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『国内』

黒田日銀総裁会見
11月全国消費者物価指数(8:30)

『海外』

独12月Ifo景況感指数(18:00)
米7-9月期経常収支(22:30)

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■本日決算発表
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CAICA

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■本日の注目銘柄
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・【9702】アイ・エス・ビー

今期配当を6円増額修正。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。