1月4日(月)年末からのリスクオンムードは継続か。
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■1月4日 本日の見出し
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新型コロナウイルスの感染拡大は重荷も、
年末からのリスクオンムードは継続か。
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■本日の日本株概況
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あけましておめでとうございます。Kanonです。
本日より2021年の市場が始まります。
今年は日本株市場が年明け初めに動く
主要株式市場となりますので、
連休中の新型コロナウイルス感染拡大を嫌気して
場中に売買が交錯する可能性があります。
また、今週はジョージア州での米上院議会選挙決選投票、
米12月雇用統計の発表などの主要イベントも続き、
様子見ムードを強める参加者も多いことが予想されます。
一方、年末年始中には、「2021年は景気の回復局面で、
グロースよりバリュー株、ナスダック指数よりNYダウ平均、
米国株より日本株の方が相対的に優位になりやすい」
といった見方が多く報じられており、
新型コロナウイルスの影響を受けている銘柄へも
押し目買い意欲の強い状況が続くでしょう。
また、年末年始に主要市場がほぼ休場となるなかで、
目を引いたのがビットコインの急騰です。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた
大規模な財政出動への思惑による各通貨への不信感の高まりなども
急騰の背景にあると見られますが、
投資家心理がリスクオンに傾いているといった意味では、
株式市場にとってもポジティブです。
投資家は買えるものを探しているような状況で、
基調としては強い相場が続きそうですので、
押し目を見計らいつつ、買いを狙っていければと思います。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
31日の米株式市場でNYダウ平均は、
前日比196ドル92セント高の3万0,606ドル48セントと続伸。
新型コロナウイルスのワクチン普及などで、
景気が回復に向かうとの期待から買いが優勢となり、
過去最高値を更新しています。
ただ、年末で市場参加者が少なく、
薄商いのなかでの上昇となっています。
半導体関連の一角などに買いが入ったことで、
ナスダック指数も上昇して終了。
『為替』
31日のNY外国為替市場で円相場は
1ドル=103円25~35銭と円安に傾倒。
年末で売買が低調となり、
方向感に乏しい展開となっています。
『日経平均先物』
31日のシカゴ日経平均先物3月物は
前日比105円高の2万7,510円と反発。
NYダウ平均が過去最高値をつけたことで、
日経平均先物にも買いが優勢となっています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:30,606.48(+196.92)
・ナスダック:12,888.282(+18.280)
・S&P500:3,756.07(+24.03)
・為替 ドル円:103.30-103.31(-0.09)
『国内』
・日経平均株価:27,444.17(-123.98)
・TOPIX:1,804.68(-14.50)
・日経ジャスダック平均株価:3,719.41(+16.49円)
・東証マザーズ指数:1,196.49(+4.39)
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■本日の予定
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『国内』
大発会
『海外』
中国12月財新製造業PMI(10:45)
米11月建設支出(1/5 0:00)
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■本日の注目銘柄
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・【8698】マネックスグループ
子会社のコインチェックが
仮想通貨取引所サービスを手がけており、
売買手数料の増加などに期待が高まる。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。