12月23日（水）景気の先行き懸念強まり、ハイテク株優位か。

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■12月23日　本日の見出し
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買戻しが先行した後揉み合う展開に。
景気の先行き懸念強まり、ハイテク株優位か。

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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのKanonです。

前日に下げ幅を拡大した日本株市場ですが、
変異種の感染拡大に動揺していた欧州の
株価指数がひとまず落ち着いたことを安心材料として
本日は買戻しが先行しそうです。

年末を控え、積極的に上値は追いにくいものの
長期化する金融緩和下で押し目買い意欲の強い
展開に期待ができます。

ただし、需給の悪化している銘柄には
持ち高整理の売りが出やすいため、
年内に利益を狙うのであればトレンドが綺麗な
銘柄に限定していくのが良いでしょう。

また、コロナの変異種への懸念から
現在一方的に売られているような銘柄は
値ごろ感が強まっているものも多いです。

来年の収益回復に期待して、
下値を少しずつ拾っておくのも面白いと思います。

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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』

22日の米株式市場でNYダウ平均は
前日比200ドル94セント安の3万0,015ドル51セントと反落。

米議会が追加の経済対策案を可決したことで
景気敏感株を中心に利益を確定する売りが波及しています。

英国で新型コロナウイルスの変異種の
感染が拡大していることも重荷に。

一方で、ハイテク株には買いが入り、
ナスダック総合株価指数は過去最高値を更新しています。

『為替』

22日のNY外国為替市場で円相場は、
1ドル=103円55～65銭近辺と円安に傾倒。

英国でまん延する新型コロナウイルスの
変異種への警戒感が続き、
流動性を確保する目的のドル買いが優勢となりました。

『日経平均先物』

22日のシカゴ日経平均先物3月物は前日比40円高の2万6,555円と小幅に反発。

欧州の主要株価指数が下げ止まったことで、
買い戻しが見られています。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：30,015.51（-200.94）

・ナスダック：12,807.918（+65.402）

・S&P500：3,687.26（-7.66）

・為替　ドル円：103.54-103.55（+0.13）

『国内』

・日経平均株価：26,436.39（-278.03円）

・TOPIX：1,761.12（-27.93）

・日経ジャスダック平均株価：3,646.21（-54.38円）

・東証マザーズ指数：1,128.90（-47.59）

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■本日の予定
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『国内』

日銀金融政策決定会合議事要旨（10/28～10/29開催分）

『海外』

米11月耐久財受注（22:30）
米10月FHFA住宅価格指数（23:00）
米11月新築住宅販売（12/24 0:00)

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■本日の注目銘柄
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・【2792】ハニーズホールディングス

上期経常を一転1％増益に上方修正。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。