12月1日(火)本日の東京株式市場は、買戻しが先行。新興株などに物色の矛先が向くか。
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■12月1日 本日の見出し
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買戻しが先行も様子見ムードが強まり揉み合う展開に。
新興株などに物色の矛先が向くか。
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■本日の日本株概況
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おはようございます。Kanonです。
前日のダウ平均株価は下落も
日本株市場の取引時間中に
既にダウ平均先物が下落していたため
下げは既に織り込み済みで、
本日は買戻しが先行する展開となりそうです。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて
相場が下落していると言われていますが、
ワクチン開発期待での上昇に対する調整だと見られ
月末に利食い売りが出るのは健全だと言えるでしょう。
また、東証マザーズ指数のチャートを見ますと
持ち合いを上振れており、
一段高となる展開に期待ができます。
12月10日のECB理事会、12月15-16日のFOMCでは
追加の金融緩和策への期待ができることも、
成長株にとって良好な市場環境に期待ができる要因です。
12月11日のメジャーSQ算出日を通過すると、
需給面での変化が想定されること、
相場が上昇した状態で年末を迎えますから
年末にかけては手仕舞い売りが出やすいことを想定し、
月初から銘柄を絞っていく方向で売買を進めて、
新興銘柄などを中心として年末ラリーに乗るような
短期的な利益確定を狙っていければと思います。
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■前日の海外概況
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『NYダウ平均』
30日の米株式市場でNYダウ平均は
前週末比271ドル73セント安の
2万9,638ドル64セントと反落。
トランプ米政権が中国半導体受託生産最大手の
中芯国際集成電路製造(SMIC)など
4社を株式取得の制限対象リストに
加える見通しと報道し、
米中対立を懸念する売りが波及しています。
米国立アレルギー感染症研究所の
アンソニー・ファウチ所長は、
年末年始の休暇中に感染が広がるとの見方を示し、
「経済活動の規制を強化しなくてはならないだろう」
と述べたことで、新型コロナウイルスの感染拡大が
景気を停滞させるの懸念から、
景気敏感株にも売りが優勢となりました。
一方で、次世代通信規格「5G」の普及で、
スマホ販売が好調に推移するとの
アナリストリポートが買いを誘いアップルが2%上昇したこともあり、
ナスダック総合株価指数は小幅安にとどまっています。
『為替』
30日の東京外国為替市場で円相場は、
1ドル=104円30~40銭近辺と円安に傾倒。
株式相場の反落を受けて
リスク回避時に買われやすいドルが
主要通貨に対して買われています。
『日経平均先物』
30日のシカゴ日経平均先物12月物は前日比150円安の2万6,310円と反落。
米国株の反落を手掛かりとして
利益を確定する売りが優勢となりました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,638.64(-271.73)
・ナスダック:12,198.737(-7.109)
・S&P500:3,621.63(-16.72)
・為替 ドル円:104.35-104.36(+0.33)
『国内』
・日経平均株価:26,433.62(-211.09円)
・TOPIX:1,754.92(-31.60)
・日経ジャスダック平均株価:3,659.20(-2.79円)
・東証マザーズ指数:1,232.40(+21.40)
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■本日の予定
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『国内』
10月失業率(8:30)
10月有効求人倍率(8:30)
7-9月期法人企業統計(8:50)
11月新車販売台数(14:00)
11月軽自動車新車販売台数(14:00)
『海外』
中国11月財新製造業PMI(10:45)
米11月ISM製造業景気指数(12/2 0:00)
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■本日決算発表
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伊藤園、ロックフィール、ダイサン
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■本日の注目銘柄
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・【6191】エアトリ
21年9月期の連結税引き前損益を37.5%上方修正。
※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。
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