12月21日(月)「新型コロナ変異種」への警戒感が重荷。
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■12月18日 本日の見出し
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寄り付きでは年初来高値を更新も、
「新型コロナ変異種」への警戒感が重荷。
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■本日の相場概況
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『国内』
本日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比48円97銭安の2万6,714円42銭と続落。
寄り付きの日経平均株価は、
米指導部で追加の経済対策が合意されたことなどが
好感されて買い先行、年初来高値を更新する場面も見られました。
ただ、クリスマス休暇を控え、
高値圏で推移していた銘柄に利益を確定する売りが波及、
一時は下げ幅を200円超まで拡大する場面も見られましたが
下値では買いが入り下げ渋って終了しています。
新興市場でも持ち高整理の売りが優勢となり、
日経ジャスダック平均株価、
東証マザーズ指数も反落して終了しています。
『海外』
21日午前の中国・上海株式相場は反発。
香港との証券相互取引を通じた
海外投資家による中国本土株売買が
大幅な買い越しとなり、
海外資金の流入期待が高まっています。
『為替』
21日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=103円39~40銭近辺と円高に傾倒。
欧州圏で新型コロナ変異種による感染が拡大していると伝わり、
「低リスク通貨」とされる円には買いが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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Kanonです。本日は少し不安定な相場展開となりました。
米経済対策の成立期待は好感されましたが、
変異種の新型コロナウイルスが感染拡大しているとして、
ロンドンを含むイングランド南東部で
厳しい外出制限が始まったことが悪材料視されています。
ただ、新型コロナウイルスへの不透明感は、
金融緩和、財政出動への期待感を高めるため、
年内は一方的に崩れるような
相場展開にはなりにくいと見られます。
目先は明日の方向感を見つつ、
持ち高整理の売りが強まって
上値が重くなった銘柄や、
トレンドが崩れてしまった銘柄は売却し、
短期的に人気化しているものに
資金を動かしていければと思います。
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■明日の予定
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『海外』
米7-9月期GDP確報値(22:30)
米11月中古住宅販売(12/23 0:00)
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:30,179.05(-124.32)
・ナスダック:12,755.638(-9.107)
・S&P500:3,709.41(-13.07)
・為替 ドル円:103.42-103.43(-0.04)
『国内』
・日経平均株価:26,714.42(-48.97円)
・TOPIX:1,789.05(-4.19)
・日経ジャスダック平均株価:3,700.59(-14.98円)
・東証マザーズ指数:1,176.49(-9.97)