7月8日(水)東京市場大引け。米国株市場の下落を受けて軟調な展開に。
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■7月8日 本日の見出し
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米国株市場の下落を受けて軟調な展開に。
テーマ性のある銘柄には物色も。
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■本日の相場概況
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『国内』
8日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比99円75銭安の2万2,614円69銭と続落。
前日の米国株市場で主要3指数が下落した流れを引き継ぎ、
下げ幅を拡大する展開となりました。
ETFの分配金支払いに伴う換金売りに対する
警戒感が重荷になった面もあるでしょう。
相場全体が上値の重い展開となるなかで
テーマ性のある銘柄などが物色され、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は続伸しています。
『海外』
8日午前の上海株式市場で上海総合指数は続伸。
株式市場への資金流入観測や景気回復期待が根強いなか、
割安銘柄や政策支援が期待できる銘柄へ物色の矛先が向いています。
『為替』
8日の東京外国為替市場でドル円相場は、
1ドル=107円51~52銭近辺と円高に傾倒。
米国株価指数先物の下落基調が強まったことで
投資家心理がリスクオフに傾き、
「低リスク通貨」とされる円には買いが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の個別銘柄の動向を見てみると
これまで人気化して上値を追っていた銘柄には
利益を確定する売りが出ているものの、
出遅れ感のあった銘柄やここ数日売りが優勢だった銘柄には
押し目買いが見られています。
日経平均株価も続落しておりますし、
割高感の強まっている銘柄が
これ以上の上値を追うほどのパワーはないものの、
直近の経済指標などを見ると景気に底入れ感があることから
各企業の「コロナ後の業績がどの程度になるか」
といった視点での物色が行われている印象です。
この流れはしばらく続くと見られますので、
相場全体の動向を気にしすぎずに
個別企業の業績・テーマ性に焦点を当てた
売買を行っていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,890.18 (-396.85)
・ナスダック:10,343.889 (-89.761)
・S&P500:3,145.32(-34.40)
・為替 ドル円:107.54-107.55(-0.09)
『国内』
・日経平均株価:22,438.65(-176.04円)
・TOPIX:1,557.23(-14.48)
・日経ジャスダック平均株価:3,443.06(+10.33)
・東証マザーズ指数:1,008.75(+1.45)
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