6月18日(木)東京市場大引け。米株式市場の下落を受けて軟調な展開に。
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■6月18日 本日の見出し
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米株式市場の下落を受けて軟調な展開に。
新型コロナの「第2波」が懸念される。
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■本日の相場概況
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『国内』
18日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比100円30銭安の2万2,355円46銭と反落。
新型コロナが沈静化したはずの中国、北京で
感染が再度拡大しており「第2波」のリスクが意識されています。
また、米国で17日に「ウイグル人権法」が成立したことも
米中の関係悪化につながるとして投資家心理の重荷となりました。
ただ、下値では個人投資家による押し目買いが見られたほか
後場からは日銀による買い期待もあり、下げ渋って終了しています。
新興市場では新型コロナ関連とされる銘柄が物色され
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は続伸。
『海外』
18日午前の中国・上海株式相場は小幅続伸。
新型コロナウイルスの「第2波」への警戒感から売りが先行したものの、
中国の劉鶴副首相が中国景気が改善傾向にあるとの見方を示したとことで
投資家心理が上向いています。
『為替』
18日午前の東京外国為替市場で円相場は1ドル=106円83~84銭近辺と円高に傾倒。
日本時間18日夜に英中銀の金融政策委員会の結果が公表されるほか、
6月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数など重要な経済指標の発表も控え、
様子見ムードが強まっています。
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■明日の日本株見通し
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本日の日本株市場では、前日に引き続き
売り買いが拮抗する展開となりました。
上値では売りが出るものの、
日銀の買いや個人の押し目買いが見られているため
下値は売り込みにくい状況と言えるでしょう。
また、今週末には米国株式市場で、
日本のメジャーSQ算出日に当たる
株式先物取引、株価指数オプション取引、
個別株オプション取引の3つの取引期限満了日が重なる
「トリプルウィッチング」を予定します。
先週のSQ算出に絡んで相場が荒れたのは記憶に新しいため
思惑での売買が出る可能性には留意したいところです。
とはいえ、個人投資家の買い意欲は旺盛ですから
個別で人気のある銘柄などを中心にポートフォリオ組みつつ、
値の重いものは少し整理しておければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,119.61 (-170.37)
・ナスダック:9,910.532 (+14.665)
・S&P500:3,113.49 (-11.25)
・為替 ドル円:106.92-106.93(-0.42)
『国内』
・日経平均株価:22,355.46(-100.30円)
・TOPIX:1,583.09(-4.00)
・日経ジャスダック平均株価:3,476.24(+7.86)
・東証マザーズ指数:1,033.10(+10.54)
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