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【第二章開幕】実践で磨く10万円からお金がふえ続ける錬金術【投資術応用編】

こんにちわ。

日本投資機構株式会社「株式2.0」アナリストの
Kanonです。


先日までの記事は見ていただけましたでしょうか?

もしよろしければこちらから見て頂けると順序よく進んでいけるかと思います。


 


1.「株式2.0」とは?
2.「プロ投資家と一般投資家の違い」とは?
3.「投資リスク」とは?
4.「金融リテラシー」とは?
5.「資産運用」とは?
6.「アセットアロケーション」とは?
7.「ファンダメンタル分析/テクニカル分析」とは?①
8.「ファンダメンタル分析/テクニカル分析」とは?②
9.「ファンダメンタル分析/テクニカル分析」とは?③
10.「勝てる売買手法」とは?
11.「ストキャスティクス」とは?
12.「サイコロジカルライン」とは?
13.「エリオット波動」とは?
SP.「手っ取り早く大金を獲得する方法」とは?
14.「一目均衡表」とは?
15.「ボリンジャーバンド」とは?
16.「IPO」とは?
17.「日経平均株価」とは?
18.「PER」とは?
19.「PBR」とは?
20.「株主優待」とは?


今迄全20回に渡って

株式投資における基礎知識という所を一緒に学んできました。

私も改めて説明をすると

また、「なるほど!」とか、「良く出来た指標だ!」とか再認識させられることも多く

自分自身にとっても良い勉強となっていますので

是非、覚えたことは周りの投資仲間などに教えてあげてくださいね。

教えることでさらに理解も深まりますのでオススメです。

そして今回からは投資実践編へと移っていきます。

投資初心者も熟練者も同じくしてこれから

心配と成功を繰り返していくことになるかと思います。

失敗のない投資

損失のない投資


あり得ません

どんなに上手なプロの投資家でも

失敗はしますし、損失も出します。


如何にして

失敗を減らし

如何にして

損失を減らしているのか?


成功の秘訣はどんなに説明して理解していただいても

実戦で体感しなければ本当の意味ではわかりません。

【第一章】の「プロ投資家と一般投資家の違い」

でも説明していますので、復習したい方はそちらもご覧ください。

 

■今回お話するのは短期トレード

 


長期保有や配当、優待狙いの投資方法はまた別になりますので

ご自身の投資手法に照らし合わせて読み進めてくださいね。

投資において重要なのは


徹底的にルールに従ってトレードすること。


これは

 

デイトレであっても

スイングであっても、

長期運用であっても、

空売りであっても


同じです。

売買判断にブレがない事が重要です。

 

 

■期待リターン確保ルール

 

 

例えば

スイングトレードにルールを作ります。

買値から5%上昇したら売却する。

買値から4%下がったら売却する。

銘柄を買ってから10日間以内に結果が出なければ損益関係なく売却する。

つまり

期待リターンを確保することが大事です。

10万円の投資金で100円の株を1,000株買ったと仮定してみましょう。


105円まで上昇したら問答無用で利確する。

96円まで下がったら問答無用で損切する。


5,000円勝つか

4,000円負けるか



この場合勝率が50%だったと仮定するならば

一取引当たりの期待リターンは

500円となります。

計算式は

(勝率×平均利益額)+{(1-勝率)×平均損失額}=期待リターン

(0.5×5000)+{(1-0.5)×-4000}=500


です。

大事なのは

必ず利食いの方が損切よりも大きく目標を設定すること。

5%で利確

8%で損切

等は×ですよ。

このルールを守ることで

10銘柄を10万円の投資金でスイングトレードした場合

 

5,000円



の利益をトータルで獲得する事が計算上可能です。

「たったの5,000円か」

とお思いかもしれませんが

現状、投資金が減っているのであれば

これでも大きな進歩となりますよね。

 

■銘柄勝率50%以上あればお金は増え続ける

 


これは“机上の空論”ではなく

実際ほぼほぼこの値に収束します。

実は株式投資

勝率50%以上あればトータル結果として勝てるのです。

理論上

サイコロを4つ転がして出た目の数字の銘柄を買ったとしても

勝率は50%に収束します。

利確するか

損切するか


の二分の一だからですね。

±ゼロでは売却はしませんので50%となります。

勝率50%以上にするのは比較的簡単ですよ。

ちなみに銘柄勝率が60%あれば

上記の条件で投資を行った場合の

期待リターンは

1銘柄あたり1,400円となります。約3倍ですね。

100万円の投資金があれば10回の売買で14万円のリターンを獲得できるのです。


60%がむずかしそう?

とんでもない!

今迄の基礎編の記事を読んでいただければ


でも

必然的に50%以上の勝率を誇る銘柄選定が可能になると思いますので

是非、読みかえしてみてください。

 

■なぜ8割の投資家が負けてるの?

 


 

実は


株式投資で資産を増やしていくのは


結構簡単なのです。


だけど


なぜか、8割の投資家が負けているのです。



単純明快


です。


もっと上がるかも。

下がったとしても回復するかも。



これが邪魔をして勝機を逃してしまうのです。


売ったら騰がった経験があるのでもう少し待ってみたら下がった

買ったら下がった経験があるのでもう少し待ってみたらさらに下がった。


この事象や過去の逆の実績が邪魔をしてルールが崩れる結果



利小損大


になってしまっているだけなのです。

今迄の取引きを振り返ってみて

ルールに当てはめて再計算してみてください。

きっとかなり利益を出せていたはずです。

ここを見直すだけで

大きな改善となりますので

一端

短期投資でのルールを見直して

小さな勝ちを拾っていくことをお勧めいたします。

 

 

■小さな勝ちを重ねることで改めて見えてくるもの


更なる利益への道筋が見えてきます。

勝率が上がるという事は

銘柄選定技術が向上している証拠でもあります。

つまり上昇期待も勝率に伴ってあがってきます。

その時になったら

6%で利確

-4%で損切

などのような

より大きな利益リターン確保のルールに改訂しましょう。

 

■まとめ

 

短期投資ではルールを徹底して守る

【鉄のルール】

利確%の設定

損切%の設定

期限の設定


これだけで将来的な利益率は必ずと言っていいほど上がります

株式投資では株価10倍などのテンバガーといった景気の良い話が多々ありますが

ひとつの銘柄で3倍以上の利益を狙って取れる人はプロでさえ
1%もいません。

結果として3倍や10倍に株価が
“はねた”だけであって

ほとんどの場合がまぐれなんです。

狙って取れるプロ投資家はなかなかいません。

では3倍10倍の利益は取れないのか?

と言われれば


「可能です」

と胸を張って答えます。

今回はあくまで短期投資でのお話ですので難しいと書きましたが

中長期投資でのルール次第では狙って取ることは十二分に可能となります。

中長期で大きな利益を狙っていく投資方法は、またの機会にお話したいと思いますので楽しみにしていてくださいね。

 

 


 

 
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