5月15日(金)東京市場大引け。米国株高や為替の円安傾倒を好感して買いが優勢に。
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■5月15日 本日の見出し
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米国株高や為替の円安傾倒を好感して買いが優勢に。
米中対立が懸念されるもETF買い観測支えに下げ渋って終了。
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■本日の相場概況
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『国内』
15日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比122円69銭高の2万0,037円69銭と反発。
前日の米国株市場が反発したことや
為替が円安に傾倒したことを好感し、
買いが先行する展開となりました。
日本時間11時に発表された
4月の中国鉱工業生産は前年比で3.9%増加(予想は1.5%増加)、
4月の小売売上高は前年比で7.5%減少(予想は7.0%減少)
と、なりましたが反応は限定的です。
米中の対立などが懸念されたことで、
買い一巡後はマイナスに転じる場面も見られましたが、
午後は日銀によるETF買い観測が支えとなり、
下げ渋り、プラス圏に戻して終了しています。
日経平均株価が上昇したことで個人投資家の心理も改善し、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も反発しています。
『海外』
15日午前の中国・上海株式相場は反発。
指数は14日に1%近く下げており、
自律反発狙いの買いがやや優勢となりました。
『為替』
15日午後の東京外国為替市場で円相場は1ドル=107円22銭近辺と円安に傾倒。
前日の米株式市場が上昇したことで、
低リスク通貨とされる円には売りが先行する展開となりました。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのkanonです。
本日は日銀のETF買い観測を支えとして、
下げ渋ってプラスに転じて終了しています。
チャート面で見ても、
25日移動平均線に近づいた場面で買いが入った形で
上昇トレンドを維持しております。
一方で、企業業績には不透明感が強く、
今週つけた高値2万0,534円を上回っての上昇には
材料不足感もございます。
今夜には4月の米小売売上高、鉱工業生産指数などの
重要な経済指標発表を控えますから、
発表を受けての米国株の推移などにも注目したいです。
1,000円に近い水準で
【1357】ダブルインバースなどを買い付けるなど
リスクヘッジをしながら、
売買を進めていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:23,625.34 (+377.37)
・ナスダック:8,943.721 (+80.554)
・S&P500:2,852.50 (+32.50)
・為替 ドル円:107.20-107.22(+0.34)
『国内』
・日経平均株価:20,037.47(+122.69円)
・TOPIX:1,453.77(+7.22)
・日経ジャスダック平均株価:3,231.37(+3.04)
・東証マザーズ指数:839.53(+18.30)
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