日本投資機構 公式ブログ

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2月25日(木)買い先行後、伸び悩む展開に。

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■2月25日 本日の見出し
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買い先行後、伸び悩む展開に。
3万0,200円近辺では戻り売りも見られる。
 
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■本日の相場概況
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『国内』
 
本日の東京株式市場で日経平均株価
前日比496円57銭高の3万0,168円27銭と大幅反発。

NYダウ平均が最高値を更新したことで
買いが先行する展開となりました。

パウエル米FRB議長が量的金融緩和の
長期化を改めて示唆したことも好感されています。

投資家心理が上向いたことで、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も反発しています。
 
『海外』
 
25日午前の上海株式市場で上海総合指数は反発。

前日までに指数は3%超下落していたため、
自律反発を狙った買いが優勢となりました。
 
『為替』
 
25日14時時点の東京外国為替市場で
円相場は1ドル=105円93~94銭近辺と円安に傾倒。

世界的な株高を受けて、投資家心理がリスクオンに傾き、
「低リスク通貨」とされる円には売りが優勢となりました。

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■明日の日本株見通し
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Kanonです。

日経平均株価は買い一巡後、
3万0,200円近辺で伸び悩む推移となりました。

昨夜にパウエル米FRB議長が、「FRBインフレ目標達成には
3年以上かかるかもしれない」といった
踏み込んだ発言をしたことで、米長期金利の上昇が落ち着き、
ここのところ利確売りが強まっていたグロース株にも買いが先行した形です。

しかし、買い一巡後は、戻り売りに
押されるような推移となる銘柄も目立ちましたし、
ここのところ上昇基調を強めていた
アフターコロナ関連とされる銘柄についても
25日移動平均線との乖離が目立ってきています。

企業業績に基づいた上昇相場の継続には期待ができますが、
日経平均株価がすぐに最高値を更新するには材料不足感もあるため、
目先はきちんと調整局面を狙っての買いを進めていきたいです。

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■明日の予定
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『国内』

1月都区部消費者物価指数(8:30)
1月商業動態統計(8:50)
1月鉱工業生産指数(8:50)
1月住宅着工統計(14:00)
2年国債入札

『海外』

G20財務相中央銀行総裁会議(ビデオ会議、~2/27)
米1月個人消費支出・個人所得(22:30)

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ:31,961.86(+424.51)

・ナスダック:13,597.966(+132.768)

・S&P500:3,925.43(+44.06)

・為替 ドル円:105.91-105.92(+0.35)

『国内』

日経平均株価」30,168.27(+496.57)

TOPIX:1,926.23(+23.16)

・日経ジャスダック平均株価:3,834.05(+14.69円)
 
東証マザーズ指数:1,238.31(+18.60)