東京市場寄付き『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■10月15日 本日の見出し
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米中が通商協議で部分合意に達し、買いが先行。
2万2,000円を挟んでもみ合う展開に。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのkanonです。
米中通商協議に関して
米中両政府が部分合意に達したことで
足元の懸念感が後退しており、
本日は買いが先行しそうです。
節目となる2万2,000円突破を試す展開が想定されますが、
一段の上値を追うには先行き不透明感も強く、
同価格帯で揉み合い基調になりやすいでしょう。
外部要因への警戒感が後退したため
しばらくは外需関連に買いが入りやすく
前週末に下落していた内需株への
資金の戻りが遅くなる可能性も。
本日チャートを回復できない銘柄は手仕舞って、
やや時価総額の大きい銘柄などに
買いを入れていくのも手だと見ています。
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■前日の海外概況
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『NYダウ工業30種平均』
14日のNY株式市場でダウ工業株30種平均は、
前週末比29ドル23セント安の2万6,787ドル36セントと反落。
前週に米中両政府は農産品や為替など
特定分野で部分的に合意し好感されていましたが、
米ブルームバーグ通信は14日に
「中国は合意文書にサインする前に
一段の協議を望んでいる」と報じており、
今後の先行きに不透明感が強まっています。
また、米主要企業の決算発表が本格化する前であり
決算内容を確認したい投資家が多かった面も。
前週末に大きく上昇したため
一旦の利益を確定する売りが出やすかった面もあるでしょう。
ナスダック総合株価指数にもやや売りが優勢となり
小幅に反落して終了しています。
『為替』
11日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=108円40銭~50銭と円安に傾倒。
11日までの米中の貿易協議で何らかの合意に達するとの期待から、
低リスク通貨とされる円は売りが優勢となりました。
『日経平均先物』
14日のシカゴ日経平均先物12月物は前週末比45円安の2万1,995円と小幅反落。
米中貿易協議の先行き不透明感が広がり、
売りに押される展開となりました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,787.36ドル (-29.23)
・ナスダック:8,048.650 (-8.389)
・S&P500:2,966.15 (-4.12)
・為替 ドル円:108.41-108.42(+0.50)
『国内』
・日経平均株価:21,798.87円(+246.89円)
・TOPIX:1,595.27(+13.85)
・日経ジャスダック平均株価:3,391.72(+2.97円)
・東証マザーズ指数:840.28(-12.33)
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■本日のイベント
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『国内』
8月第3次産業活動指数(13:30)
家電の国際見本市「CEATECジャパン2019」(~10/18、幕張メッセ)
『海外』
中国9月消費者物価(10:30)
中国9月生産者物価(10:30)
独10月ZEW景況感指数(18:00)
米10月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
米が「対中関税第1~3弾」の税率引き上げ(25%→30%)予定
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■本日決算発表
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松竹、Sansan、TKP、トウキョベース、プラップJ、
ヴィレッジV、ヨシムラフード、北の達人、PCNET、DDHD、
ドトル日レス、ラクトJPN、プロパスト、日創プロ、
農総研、バロック、U&C、ロコンド、ジースリーHD、
メディアドゥ、サイバーS、アクロディア、ウォンテッドリ、
マネフォワ-ド、サーバーワクス、市進HD、Gunosy、
ベクトル、アクトコール、ロゼッタ、セラク、日置電、
ユーピーアール、幸和製作、中本パクス、ポエック、SOU、大庄
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■本日の注目銘柄
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・【3815】メディア工房
前週末に好決算を発表。値幅を狙った買いも入りやすいと分析。
※こちらは直近材料が出た銘柄や市場で
注目されている銘柄で買い推奨ではございません。
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