東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■10月15日 本日の見出し
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米中通商協議通過の安心感から買いが先行。
中国株安も影響受けず終日高値圏で推移。
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■本日の相場概況
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『国内』
15日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比408円34線高の2万2,207円21銭と大幅続伸。
米中通商協議が部分合意という形で通過したことで、
安心感から買いが先行する展開となりました。
外国為替市場でドル=円相場が
円安方向に振れたことも好感されています。
足元の懸念要因が後退したことで、
今まで売り残が貯まっていた銘柄への
買い戻しも目立ちました。
米中通商協議への期待感から既に続伸していた
中国株が軟調に推移しましたが、
日経平均株価は高値圏でもみ合い堅調に推移して終了。
週末に日本列島を直撃した大型台風が景気に及ぼす影響は懸念されるものの、
本日は復興需要への思惑から関連銘柄に買いが入りました。
米中通商協議への懸念感が後退したことで
個人投資家がリスクオン姿勢を強め
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も上昇しています。
『海外』
15日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は反落。
指数は米中貿易摩擦の懸念後退を背景に約1カ月ぶりの高値圏にあったため
目先の利益を確保する目的の売りが優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円33~34銭近辺と円安に傾倒。
貿易交渉を巡る米中の部分合意を受けた円売りが一巡し、
今後詰めるとされる合意内容の詳細を見極めたいとの雰囲気が強まっています。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日経平均株価は大きく上昇しましたが、
前日の米国株主要指数は小幅安で終了
本日の中国株も軟調に推移するなど
世界の株価指数を見ると総じて楽観ムードとは言えません。
米国時間11日の米中合意について、
中国側は今回の協議の結果について「合意」とは表現しておらず、
合意文書の作成もこれからとのことですので、
米中関連のニュースには引き続き注意していきたいです。
とはいえ、日経平均株価は堅調に推移しており、
需給面でも年末に向けた上昇期待が高いと見ているため
引き続き積極的な売買を進めていければと思います。
明日は銘柄推奨も予定しておりますので、
楽しみにしていてくださいね。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,787.36ドル (-29.23)
・ナスダック:8,048.650 (-8.389)
・S&P500:2,966.15 (-4.12)
・為替 ドル円:108.41-108.42(+0.50)
『国内』
・日経平均株価:22,207.21円(+408.34円)
・TOPIX:1,620.20(+24.93)
・日経ジャスダック平均株価:3,414.12(+22.40円)
・東証マザーズ指数:845.24(+4.96)
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■明日の予定
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『国内』
9月訪日外客数(16:00)
『海外』
米9月小売売上高(21:30)
米10月NAHB住宅市場指数(23:00)
ベージュブック
米8月対米証券投資(10/17 5:00)
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